河合克行氏・案里氏の大規模選挙買収事件を「党としても他山の
石として、しっかり対応していかなくてはならない」と発言して
批判を浴びた二階氏。
「自民党自身の問題ではないか」との記者の質問に対し「それ
くらいの表現は許されてしかるべきだ」と回答したそうです。
● 「他山の石」の意味は…
不祥事を他人事のようだと批判された二階氏
「それくらいの表現許される」 (読売)
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6391793
それくらいの表現…って、程度問題ではないので質問と回答がかみ
合っていないのですが、とにかく二階氏にとっては、法務大臣まで
務めた自民党議員の買収事件も他人事として済ませるつもりのようです。
汚職や金の不祥事が突出して多く、まったく止まない政党の中心人物
ならではの回答ですね…。
私たちが持っている一人ひとりの一票と、現実の政治は、線でつな
がっています。一人ひとりの一票が積み重なったから、「あの人」や
「あの人」が当選し、議席を得ている。
一票じゃなにも変わらない、というのは間違いです。
その一票が積み重なって大きな政治の力になるのであって、「一票
じゃないも変わらない」と言ってなにもしないから何も変わらない。
また、自分が100%共感できる候補者というのは、めったにいま
せん。むしろ選挙は「この中で一番マシなのは誰だ?」と選ぶもの
だと考えましょう。よりマシな人を選ぶ票が積み重なれば、自ずと、
よりマシな人が当選し、よりマシな政治へと変えられます。