2020年3月19日木曜日

外国人技能実習生を「労働力」という大臣、「労働力」と報じるNHK



 新型コロナウイルスの感染拡大で世界各国が大なり小なり渡航制限を
していることに関連して、こんな報道がありました。
 来日の見込みが立たない外国人技能実習生が増えていて、農業や畜産
の分野が打撃を受ける、というものです(もうイヤな予感しませんか)。


● 外国人実習生来日見込み立たず
         JAと協力し労働力確保へ 農相(NHK NEWS WEB)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200317/amp/k10012335241000.html?__twitter_impression=true



 「江藤農林水産大臣は…JA全中=全国農業協同組合中央会の中家
会長と意見交換したことを明らかにし『グループの職員が全国24万人
いるので、生産現場に入り、労働力不足を埋める努力をするという返事
をもらった。国として、どのような協力ができるか検討し、収穫できない、
搾乳できないということがないようにしたい』と述べ、足りなくなる
労働力の確保に努める考えを示しました。」


 。。。労働力!

 なんのためらいもなく、外国人技能実習生を「労働力」だという
農水大臣とNHK!


 外国人技能実習生制度が、「極めて安い賃金で外国人労働者を搾取でき
る」制度として都合よく使われ、「現代の奴隷制」とまで問題視されて
いる実態を疑問視していないわけです。
 技能実習生が「労働力」であるという前提で報道している。

 ひとかどのマスメディアであれば、するどくこの発言を突っ込み、
外国人技能実習制度が奴隷並みの労働条件で外国人を使いまわせる
「便利」な制度として定着してしまっている実態をあばくはず。

 NHKにその期待はするな、ということでしょうか。

 公共放送の質の悪化は、国民の目をくもらせ、耳をふさぐこと。
 深刻です…。


<あすわかtwitter>
 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1240118687690108928?s=20