米紙USAトゥデー(電子版)が、東京五輪の新たな大会日程の発表に
ついて「無神経の極み」とIOCを批判した、とのこと。
● 「無神経の極み」と批判 五輪日程発表で米紙 (共同)
「世界中が疫病と死と絶望に包まれている時に、なぜ日程を発表する必要が
あるのか」
「せめて暗いトンネルを抜けて光が見える時まで待てなかったのか」
「さらに来年7月に感染が終息している保証はないとして、発表が拙速だった
と主張した。」
そのとおり、としか言いようが…。
パンデミックの収束の見通しも立たない地球規模での人命の危機を前に、
IOCに「それどころじゃない」と言わないどころか嬉々として発表する
東京都知事。
物事には優先順位というものがある。
今、何に集中すべきなのか、1000万人都市の首長として憲法と民主主義に
忠実であればおのずと分かるはず、、、なのに。そうですか、五輪ですか。
よほど都民の命と生活より、大切なのでしょう。
(アスリートファーストであるべきイベントにもかかわらず、なんの根拠も
示さずに「1年後に開催」と言われてもアスリートは不安と不信をつのらせる
だけなのでは?安心して競技生活に集中したい、進退や人生がかかる多くの
アスリートの気持ちに寄り添う判断とは到底思えません。)