2023年10月5日木曜日

麻生氏 敵基地攻撃能力の保有に慎重だった公明党幹部は“がん”

 

 先週の話ですが、麻生氏が、敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有に

ついて慎重姿勢をとっていた公明党幹部を「1番動かなかった“がん”だった」

と批判しました。先制攻撃になりかねず、憲法9条にも国連憲章にも抵触

する危険のある政策に警戒するのは当然であり、それを愚弄する麻生氏の

見識を疑います。。。


● 自民・麻生氏「公明幹部がガンだった」 安保関連文書改定巡り (毎日)

https://mainichi.jp/articles/20230925/k00/00m/010/149000c




● 「慎重に丁寧に心がけたい」岸田総理が公明・山口代表に伝える

                                                                 麻生氏発言念頭か (TBS)

https://news.yahoo.co.jp/articles/21ead13d7238350273045d92a0d5893bd829f03c?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20231003&ctg=dom&bt=tw_up


 しかも麻生氏は、続けて下記のように発言しています。

「専守防衛を言い始めた昔と今は時代が違う。それに合わせてきちっと

したことをしないと、今のウクライナみたいに、日本が戦場になるだけだぞ、

ということをしつこく言い続けた」


 すごいですね、、、この、国会議員にあるまじき憲法の軽視。

全力で戦争を回避する責務を放り投げ、戦争の準備をせよとでも?💧

 「憲法がなんだ、現実を見ろ」という、よくある言い分は、「力には力で

対抗するしかない」という短絡的で野蛮な理屈です。軍拡競争の沼にはまれば

際限はなく、ただただ自ら軍事的緊張を高め、戦争のきっかけを自ら増やし、

自国の貧困を招き、必ずいつか核兵器保有へと突き進むことは、これまでも

何度となく説明してきました。「攻められれば手遅れ」なのだから、攻めら

れないために全力を尽くすしかないという一番合理的で・現実的で・コスパ

の良い選択肢が9条です。