2018年2月11日日曜日

反対論が大きくならないように世論を「誘導」 Σ(゜o゜)


 自民党の細田・憲法改正推進本部長の発言です。

●国民投票「『恐れがある』議論起こると…」自民・細田氏
 https://www.asahi.com/articles/ASL2C5HSTL2CUTFK009.html


(発言録より抜粋)
 「憲法改正案は、できるだけ早く整理して、みなさんの納得が
得られる案に充実させる。そして国会で審議し、最終的には国民
投票にかける。あんまり『国民投票のときにこういう恐れがある』
『ああいう恐れがある』という議論が起こると、反対論が多くなる。
そうならないように誘導していくことが必要だ。」


 おぉ…堂々と、反対論が大きくならないように「誘導」する
つもりだと(゜□゜)!!

 憲法は、主権者国民が作った、主権者国民のものです。

 よりよいものへと作り替えるのも、主権者国民が思い立ち、主導
するものです。
 檻の中にいる国会議員、大臣、首相が、
「この檻、居心地が悪いので作り替えます」と言い出すことには、
最大級の警戒が必要です。

 ここで、「きっと国民のことを思ってのことだよね」と性善説に
立って解釈する必要はありません。
 もっと言えば、そう解釈してはいけない局面です。


 自民党の改憲推進本部は、改憲の議論を主導する筋合いのない立場で
ありながら、議論を「誘導」したいとまで考えています。


 変な流れには乗りたくない、自分の頭で考えたい…
 それには「知ること」がなによりも大事です。
 正しい知識を頭に入れることから、すべての議論が正常に進みます。
 (非科学的なもの、陰謀論的なものから身を守れます。)

 自民党には、憲法99条(憲法尊重擁護義務)をしっかりと理解して、
不誠実な「議論の誘導」などはやめるように、強く願います。