2014年3月23日日曜日

講演会 大盛況でした!①



「崖っぷち!表現の自由~今、報道と漫画に何が起きているのか~」は、
おかげさまで満員御礼の大盛況のうちに幕を閉じました。


 かいつまんで、当日の様子を報告します♫







 まずは、金平茂紀氏(「報道特集」キャスター、ジャーナリスト)の講演
から始まりました。









 メディアの3つの機能(①中立公正な情報発信、②権力監視、③アジェン
ダセッティング)がいずれもものすごい勢いで「劣化」している現状を、
現場にいる人間としてお話しいただき、...
 さらに、その劣化を生み出した社会を、4つの象徴的事象(①特定秘密

保護法、②NHK人事、③惨事便乗型資本主義、④反知性主義)を提示して
考察していただきました。 









  法律家と同じく「公的な使命」を担うメディアに生きる者として、市場

原理主義(すべて市場に開放することがあたかも「いいこと」かのような
言説)へ厳しく警鐘を鳴らしました。そして、これらを憂う(残念ながら)
圧倒的マイノリティの私達についても、「内輪」で集まってばかりいること
の非生産性、新たな個々人レベルのネットワークの構築の必要性を
お話くださいました。
 



 最後に、「ユーモアを忘れないこと」。
どんなにしんどい状況でも、あくまでも楽しみながら、面白がりながら
活動し、発信し続けることの重要性(しんどいことをしんどい顔して訴え
たところで誰も聞かない!)。
 活動はあくまでも楽しく、がモットーのあすわかとしては背中を押して
もらえるような嬉しい言葉でした。
 
 



 そこへ山口貴士氏(弁護士)が「世の中右傾化なんてしませんから。
サヨクに魅力がなくなっただけです、サヨクが見捨てられたんです。」と
啖呵を切り、トークバトルが始まりました☆
 なぜこんなことになってしまったのか、自分達の上から目線の自己
満足な運動に原因があったのではないのか、というところから出発した
「分をわきまえた」議論をしなければならない、という山口氏の発言に、
金平氏が切り返し、皆が前のめりに聞き始めた…ところで、
残念なことに時間切れ。


 惜しい!