2014年1月25日土曜日

特定秘密保護法 人の鎖


  昨日、通常国会が開会しました。
  特定秘密保護法案を廃案に追い込もうと、いまだかつてない
規模で国民が結集して、怯えて逃げ切るような形で政府与党が
同法案を成立させてしまった、あの「最悪な」ドラマから2ヶ月弱。

  政府は「やれやれ逃げ切った」と思っているでしょうか?
いえいえ、国民は忘れるどころか、同法の廃止を目指してアク
ションを次々に起こしています。

  国会開会に合わせて、ヒューマンチェーン(人の鎖)は国会を
取り囲みました。同法の廃止を求める集会も開催され、17都道
府県でも集会や街頭活動が展開されたようです。
 (毎日新聞の報道)
 http://mainichi.jp/select/news/20140125k0000m040040000c.html

 「明日の自由を守る若手弁護士の会」も、現在、独自の活動と
して本を出版予定です。詳細はまた後日、お知らせいたしますね☆


 ところで1月17日、特定秘密保護法の運用基準を作成するため
の「有識者会議」の初会合がありました。こんなにまで国内外から
の批判を受けながら集められた「有識者」の座長は、読売新聞
グループ本社会長の渡邉恒雄氏。
  同氏は「治安維持法は史上最大、最悪の邪悪な法律であり、
拡大解釈の余地はいくらでもある。それに比べて今度の法律は
極めて明確で、二重三重に恣意的な拡大解釈、権力の乱用を
縛ってある」と挨拶したとのこと。

 え、極めて明確??二重三重に権力の乱用を縛って…!?

 別の法律か…ツワネ原則を読んだのかな、と思ってしまいました(^_^;)

 条文を一読すれば、無限に「秘密」の範囲が拡大されかね
ないことくらい分かるはずなのですが…

 有識者会議のメンバーは7人中(渡邉氏ら)6人が同法に賛成の
立場の方なので、国内外の批判を謙虚に受け止めることはなさそ
うです。昨年末の公聴会のように、「高名な方々から意見を聞きま
した」というアリバイ作りのためだけに開催するつもりでしょうか。

 民主主義とか人権・人権という言葉が幻想にしか聞こえない、と
いう人が少なくないこの国に、リアルな民主主義と自由を取り戻す
には、やはり国民の一人ひとりが声をあげ、アクションを起こすし
かありません。しんどい地道なことですが、当会も法律家団体とし
てできることは何か、常に問い続け、動き続けようと思います。