2013年8月16日金曜日

8月15日

日本で生まれ育った人にはなじみ深い「8月15日」。
この日付を耳にしただけで、いろいろなことが思い浮かぶことでしょう。

お盆には親戚が集まってお墓(お寺)参り。亡くなった方をしのびます。
そして、終戦記念日。これもまた、戦争で犠牲になった方々をしのぶ意味があります。




亡くなった人も、生きている人も、一人ひとりを大切な存在として噛みしめること。
人(自分自身も含め)が亡くなることを、素朴に怖い、嫌だ、と思う気持ちを大切にすること。

これが「亡くなった方をしのぶ」ということなのだとしたら、
それは、憲法13条の心(一人ひとりが、かけがえのない「個人」として尊重される。)にも通じるように思います。

大切な人、大好きな人になら、幽霊でも逢いたい!って思いますが、
「王様を縛る法」立憲主義ができる前の、
王様に上から与えられた“自由”しかない時代の憲法には、もう二度と復活してもらわないでいただきたいものです。


当会のブログで芸能ニュースを引用するなんて珍しい気もしますが、、
人気アイドル「ももいろクローバーZ」の皆さんの戦争や死を見つめる感覚が、
素朴だけどとても大事な、見失ってはいけないものだと思いました。

http://www.cyzo.com/2013/08/post_14198.html

(確かに、近現代史ってすっとばしますよね…3学期になって、時間がなくなって…)

パパに戦争に行ってほしくない。
大好きな人なら幽霊でも逢いたいけど、
本当は幽霊じゃなくて、逢って、話して、抱きしめあえるのが一番でしょ?
こういう当たり前の感覚を保っていられるのって、そんなに難しいことでしょうか。

そんなことを考えるお盆です。