はだしのゲン
誰もが知っている漫画の一つではないでしょうか
マンガでありながら、強いメッセージをもつ作品
子どもに読ませたいマンガとしても、よく挙げられますね
そのはだしのゲン
なんと、教育委員会が閲覧を制限したという報道がありました
http://www.asahi.com/shimen/articles/OSK201308160243.html
「松江市教育委員会が作品中の暴力描写が過激だとして、各校に閲覧の制限を求めた。」
とのこと
これまでOKだったものを、突然「ダメ」っていうのもなんだか変な話ですね
ほんとはどんな理由なんでしょうかね?
これに反対するキャンペーンっていうのもあるようです
本当にネットでの表現活動って広まっていますよね
「はだしのゲン」を松江市内の小中学校図書館で子どもたちが自由に読めるように戻してほしい」
で検索すると出てくるそうです
さて、
表現の自由ってのは、こうやって、簡単に侵害されてしまいますね
「教育目的」って言われると、反論しにくいですし
特に今回は、すでに作者である中沢啓治さんが亡くなってしまっていますから、
「自分の表現の自由を侵害された!」とは言いにくいですよね
でも、その作品を見たい・聴きたい・感じたいと思っている方にとっては、
その表現に触れる機会が奪われてしまうんですよね
こうやって、
ちょっとずつちょっとずつ、表現作品が禁止されていって、
気が付いたら、自由にものを言えなくなる
まさに「茶色の朝」ですね
教育目的ってのは、「公の秩序」「公益」に含まれますよね、きっと
それなら、「教育目的」の人権制約は、自民党草案ならOKってことですよね