2013年7月3日水曜日

声明発表の記者会見


 憲法研究者と若手弁護士との共同声明の発表に伴い、
昨日14時から参議院議員会館にて記者会見を行いました!


 呼びかけ人代表として、神保代表と一橋大学教授の阪口
正二郎先生、また、声明作成に中心的に携わった深井弁護
士の3名が出席しました。


 深井弁護士からは作成の経緯と声明の要点の説明があり、
阪口先生からは「立憲主義という概念を守ろうという運動なり
声明は今まで無かったことであり、画期的なこと。多数決では
変えられない価値・権利を保障するために権力を縛るのが
立憲主義。これを否定する提案が、なによりも政権与党から
出ているという事態に危機を感じる。」とお話がありました。

 つづいて神保代表は、この声明が96条の会設立よりも前から
準備が進められていたこと、短期間で多数の若手弁護士と憲法
研究者の賛同を得られたこと等を挙げて、さまざまな意義のある
声明であることの説明がありました。また、安倍首相がここ最近、
改正要件を条文ごとに3分の2と2分の1に分ける案に言及して
いることにつき、「全ての条文がきちんと統治機構か人権規定か
峻別できるものではない」と批判しました。


 7月2日時点で、憲法研究者53名、若手弁護士440名の賛同
が集まりました☆

 この賛同は、2日で打ち切ったわけではありませんので、まだ
賛同なさっていない方は、ぜひご連絡下さい(^^)/