2021年1月8日金曜日

首相の会見 漠然とした「意気込み」でOKなわけない

 

 緊急事態宣言の発令についての菅首相の記者会見での言葉が、

とても「中身のない」もので、手厳しく言ってしまえば…

文字通り「空虚」です。


● 菅首相「ありとあらゆる方策を」

             特措法改正で強制力高めたい意向示す(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20210107/k00/00m/010/237000c


<一部抜粋>

 首相は「1カ月後には必ず事態を改善させる。そのためにも私自身も

全力を尽くす。ありとあらゆる方策を講じる」と意気込みを示した。

<抜粋終わり>


 …例えば、何がどうなれば「改善した」と考えるのか、さまざまな

データを示しながら具体的な説明をしてくれないと、なにも理解でき

ませんよね。こんな漠然とした言葉の羅列は、「説明」ではありません。

 「ありとあらゆる方策を講じる」と抽象的に語りますが、例えば

検査体制、医療現場への支援、補償etc、今まで怠ってきたのは何故

なのか、それへの責任をどうとるのか、すべて具体的に語らせないと、

首相の説明責任は果たされたことにはなりません。

 「意気込み」を語ってくれれば国民は満足ですか?

「選手宣誓」みたいな言葉だけで、安心ですか?

 ちがいますよね、国民の命を守るためにどう動くのか、何をする

つもりなのか、言葉を尽くして語ってくれないと納得できません。


 記者は、なぜ質問しないでしょう。記者は、国民の代表として会見場

にいるのですから、国民の「知る権利」にしっかり応えるべく毅然と

追及して下さい🔥