2020年2月5日水曜日

選択的夫婦別姓を拒む首相 主張はトンデモなものばかり


 
 今日も今日とて、首相は選択的夫婦別姓の導入を拒みました。


● 首相、夫婦別姓「子への悪影響懸念も」 
         衆院予算委員会の主なやり取り (産経)
 
https://www.sankei.com/politics/news/200204/plt2002040032-n1.html



 「国民の意見は分かれており、夫婦の氏が異なることで子への悪影響
 が生じることを懸念する人も相当数いる」by安倍首相


 …(-_-;)相変わらず、理屈にもなっていないトンデモ理論を言い続けて
います。


 まず、「国民の意見は分かれている」から夫婦同姓強制でいいんだ、
という主張。
 
 どんなに民主主義の手続きどおりに作られた法律でも、憲法に違反し
だれかの人権を侵す法律は許されません。これが、立憲主義(権力を
憲法でしばること)によって民主主義政治を補完する、という構造です。

 多数派によって少数派の人権を奪うことが無いように、権力を憲法と
いう名の檻に入れよう、という、まさにそのもの。
 首相の言い分は、このことを理解していない言い分です。
 選択的夫婦別姓の導入に反対する国民がいるかどうかは問題ではない。
 現在の婚姻制度(夫婦のどちらかが姓を変えなければならない制度)
によって、人権を踏みにじられている人がいる、という事実が重要なの
です。誰かの人権を奪うような法律を、憲法は許しません。民法750条
は、変えなければなりません。
 「国民の意見が分かれているから夫婦同姓強制のままでいい」という
理屈は通用しないのです。


 また、首相は「子への悪影響が生じることを懸念する人も相当数いる」
と、これまたおなじみの主張で選択的夫婦別姓を拒みますが、

 何度も繰り返しますが、結婚で夫婦のどちらかが姓を変えなければ
ならない制度をとる国は、世界で日本だけ。日本以外のすべての国で、
子どもが親の別姓のせいで心身不安定に陥っているとでも!?

 根拠が、まるで無い。

 根拠を示さずにものを言うのはうそついているのと同じだ、と昨日、
首相は黒岩議員にドヤ顔で答弁しました。
 ならば根拠を示してください。