2020年2月28日金曜日

「有給休暇をとりやすいよう対応を」と企業に頭を下げる首相



 昨晩、突然発表された「全国の小中高校への一斉の臨時休校の要請」。
 安倍首相は28日午前の衆院予算委員会で、
「経済界に有給休暇を取りやすいように対応をお願いする」と述べた、
とのこと。


● 首相「有給休暇取りやすい対応お願いする」 休校対策で (朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASN2X3F4YN2XUTFK00B.html?fbclid=IwAR30CdnFXidQ5isG029Jz2-CfvCD_yk7SfJPrELqLvkZl7lwbS42YLjum3k



 労働者には有給休暇をとりたいときにとる権利があり、自由に取得
させないことは違法です。憲法27条が定める「勤労の権利」は、
「人間らしく働く権利」であり、有給休暇を取得する権利は、ここから
生まれてくるものです。

 なのに「経済界に有給休暇を取りやすいように対応をお願いする」
という首相。
 つまり、自由に有休を取得しづらい「異常な」現実を前提として容認
し、違法な企業に「お願いです、違法なことしないでくれますか」と頭を
下げる、信じがたい発想です。

 自分で共働き家庭を大混乱におとしいれながら、企業にお願いすれば、
それで「やるべきことはやった」とでも思っているのでしょうか。

 どこまでも、どこまでも、国民の声を聞かない、国民が望むものとは
異なる策しか講じない権力。。。