2019年4月18日木曜日

自民党による「ワイルドな憲法審査」の予告 by萩生田幹事長代行



 自民党の萩生田幹事長代行が、憲法審査会の進め方について、
「ここまで丁寧に我慢してきた。   令和になったらキャンペーンを張るしかない」
「ワイルドな憲法審査を   自民党は進めていかなければならない」
 などと発言しました。

●「ワイルドな憲法審査を」 自民幹部発言に野党猛反発 (TBS)
 「丁寧な我慢」どころか、現政権と自民党は前代未聞のレベルで乱暴に 憲法の檻を蹴り破ってきた気がしますが(-_-;)。
 …というか、「丁寧な我慢」って…自民党はひたすら耐えてきたんだ、 かのように言ってのけていますが、幹事懇談会を強引に開こうとしたり 一方的に信頼関係を壊したのは自民党ご自身ではありませんか💦
「令和になったらキャンペーンを張るしかない」の意味も不明ですね。 元号が変わることと改憲の進め方って、無関係です。無意味なものを 突然きっかけにしないでください( -" "-)。

 そして「ワイルドな憲法審査」…謎ワード連発で、これまで以上に理性と 論理を捨てた運営の予告でしょうか。
 ただでさえ憲法尊重擁護義務を負う議員たちが民意と関係なく改憲を 進めるなど許されるわけがありません(いつ全国民が改憲を求める大運動 とかありましたっけー?)。
 ただちにその姿勢を止めるべきなのに、止めるどころか「ワイルドな 憲法審査」!?
 国民が理性と論理で議論を深めた末にあるべき改憲を、勝手な執念だけ で、どう野蛮に突破するつもりですか。

 想像を超えた、身勝手で乱暴な改憲への執念。
 独裁でもしたいのでしょうか。