●石破氏「論理的に正しくない」 安倍首相の改憲論を批判 (朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASLBP624TLBPUTFK005.html
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安倍首相が、自衛隊は憲法違反だという学説があることについて、
「これは是正しなければいけない。何も変わらないが、憲法に自衛隊を明記しましょう」
と主張しています。
これについて、石破茂氏は、
「論理的に正しくないし、政策のあり方としても決して正しくないし、政治のエネルギー
「論理的に正しくないし、政策のあり方としても決して正しくないし、政治のエネルギー
をそこに費やすよりも他にもっとすべきことがいっぱいあるのではないか。憲法改正は国民
投票を伴うので、我が自民党がきちんとした説明会を開き、いったい何が論点かを(国民が)
きちんと理解した上で改正をすべきだ。」
と、喝破。
理屈で考えれば、当たり前の話ですが、自民党の中でも、こうした反対論はまだまだ
根強くあります。
なにも変わらないなら、改憲の意味がありません。
自衛隊を憲法に明記しただけで、「自衛隊は合憲」とすぐに決着がつくわけではありません。
国民が大反対したのに強行に成立させた安保法制のせいで、自衛隊員の命が危ういのです
から、これを廃止すれば自衛隊員の生活も地位も安定します。
国民は、改憲には正直、興味がありません。もっと他に切実な政治課題があります。
「おじいさん(岸信介首相)」から受け継いだ憲法への私怨に突き動かされる政治など、
「おじいさん(岸信介首相)」から受け継いだ憲法への私怨に突き動かされる政治など、
民主主義国家の政治でもなんでもありません。