【その「秘密」、秘密にして大丈夫?】
12月10日に施行された特定秘密保護法に基づいて、早速「特定秘密」が指定されていますね。
<毎日新聞:特定秘密10省庁385件指定>
http://sp.mainichi.jp/select/news/20141227k0000m010136000c.html
<朝日新聞:特定秘密370件を指定 保護法施行で10機関>
http://www.asahi.com/articles/ASGDV5TBJGDVUTFK00T.html
<警察庁と海上保安庁 特定秘密に30件余>
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141226/k10014323151000.html
防衛省は、これまで管理してきた防衛秘密にかかる4万5000の文書等を自動的に秘密に指定したとのことです。
こうしてどんどん秘密が増えてく訳ですが、どれもこれも本当に秘密にしなくちゃいけない情報なのか、きちんと判断されているのでしょうか。
特定秘密に指定できる情報は、
・防衛、外交、スパイやテロ防止に関する
・公にされていない情報で
・それが漏れると日本の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるので特に秘密にする必要があるもの
という、よく分からない情報。
何が秘密か、それも秘密。
指定の適正さを検証することはできません。
あすわかKYOTOで実施したシール投票で、賛成の方から、
「総理大臣が国のために決めるんだから正しい」
という声がありました。
民主主義の国において、国の在り方を決めるのは国民です。
でも、民主主義の国「日本」でありながら、
世論の大反対を押し切って、特定秘密保護法を強行採決したり、
世論の大反対を押し切って、憲法の読み方を閣議決定で変えたり、
主権者の声を全力で無視する政府の側にいる人達の判断を、
「国のために決めてくれてる」って、
全面的に信用して大丈夫なのでしょうか。
国民不在の「国のため」って、本当に「国のため」なのでしょうか。
反対の方からは、
「国が都合の悪いことを隠すかもしれない」
「行政の恣意的な運用が心配」
という声がありました。
分からないと答えた方からも、
「行政の運用次第でプラスにもマイナスにもなる」
「秘密保護の制度として必要だが、指定の適切さが課題」
など、慎重な運用を求める声がありました。
<京都新聞:京の弁護士ら街頭で市民シール投票>
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20141126000138
私たち主権者を政治から遠ざける法律が動き出しました。
情報公開請求なんかを検討しないといけませんね。
ところで、このシール投票でも大活躍してくれたのですが、
あすわかKYOTOでは、あすわかイラストでお馴染みの大島史子さんにご協力いただき、イメージキャラクターをデザインしていただきました!
しかし、名前がまだ無い!
という訳で、名付け親を募集します♪
コメント欄に書き込むもヨシ、あるいは、あすわかKYOTOメール(asuwaka.kyoto.2014@gmail.com)に送信するもヨシですので、是非ともアイデアお寄せください♪
会員だけで悩んでいても、良い名前が浮かばないのです・・・
ちなみに、足元にチョコっと座っているネコの名前も募集中です♪
よろしくお願いします!