2013年9月21日土曜日

第24回 反核医師のつどい2013in北海道

半角いし → イシ ?

・ ・ ・

大変失礼しました<m(__)m>


さて、失礼ながら、かような団体の存在を存じ上げなかったのですが、
この集会のメインテーマが

平和憲法なまら(すごく)いいんでないかい、核兵器と原発ダメだべさ、みんなでやればできるっしょ

というものだったので、
お医者さんが憲法について議論するのは面白そうだ、と思って行ってきました。


なお、2日目(22日9時から全日空ホテルにて)には、当会代表の神保弁護士も講師として参加するそうです。


記念講演は、元スイス大使の村田光平さんでした

村田さんのお話の中で、原発事故について、三カン欠如という話がありました
東電や日本政府には、責任感・正義感・倫理観がない、という意味のようです
(一週間前に三論なんとかという話があったらしいですが、それに似てますね・笑)

むむっ、憲法前文について同じような話を聞いたことがあるような…(と思って、今年3月にやった当会の設立総会の資料を読み直してみました)

ありました、ありました、当会の設立総会で憲法学者さんから聞いたお話なんですが、

日本国憲法の前文は、
・戦争についての反省(政府の戦争責任)を前提としている(責任感)
・国家の権限は国民に由来する(社会契約論)ことを人類普遍の原理としている(正義感)
・「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」、「全世界の国民がひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する」、「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」と高い倫理観をもっている(倫理観)
という特徴があるが
自民党草案ではこれらがなくなっている、という話でした

そうなんです。
自民党草案の前文では、・戦争責任の話も、・国家の権限が国民に由来する話も、・世界市民に対する日本の倫理観の話、すべて削除されているんですよね。
えぇー、と思う方、ぜひ草案をご確認ください
条文だけでなく、前文からして全然違うんです!


なんと!
原発の話を聞いたはずなのに、自民党草案に通じるところがあるとは!!
この偶然に驚きです (  ↑  ↑  ↑  ↑ こじつけすぎかな?(笑))


なお、当会の設立総会での学者さんのお話は、正確には、もっといろいろなものが無くなっているというお話でした。
私なりの理解ですので、その点はご容赦くださいまし。


ちなみに、この集会
2日目になってから憲法の話が出てくるようです(@_@;)
初日から行ったのに・・・