国内外で活躍する藤田早苗先生のインタビュー記事を紹介しています
(③です)。国連の女性差別撤廃委員会から日本政府へ、数々の勧告が
出されて話題になりました。
勧告の内容は多岐にわたりますが、中でも男系男子による皇位継承を
定めた「皇室典範」の改正も勧告されたことは注目を浴びました。林官房
長官はじめ、反射的に『内政干渉だ』と反発する声が上がりましたが、
この点についても藤田先生のコメントが参考になるので、ぜひお読み
ください。
● 夫婦別姓導入へ4度勧告「恥ずべきだ」
国連委と建設的対話欠く日本 (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20241120/k00/00m/040/142000c
<一部引用>
―男系男子による皇位継承を定めた「皇室典範」についても見直すよう
勧告がありました。しかし、政府は「国家の基本にかかわること」と反発
しています。
◆審査にあたった議長は、日本が反発していることをふまえ、「問題を
指摘されているのは日本だけではない。(王室がある)私の国スペインも
同様だ」などと話しました。皇位継承に関してジェンダーの視点から問題視
しているだけで、皇室自体の存廃に触れているわけではありません。
委員たちは、反発の背景には「日本の家父長的な固定観念がある」と考え
ています。
<引用終わり>