2024年12月3日火曜日

夫婦別姓導入へ4度勧告「恥ずべきだ」by藤田早苗先生インタビュー記事①

 

 国連の女性差別撤廃委員会から日本政府へ、数々の勧告が出されて

話題になりました。

 謙虚に受け止めて今後の政治に活かさねばならないところ、なぜか

「内政干渉だ」などと反発の声が大きく聞こえます。一人でも多くの

市民(と政治家)に、条約に参加していることの意味や勧告の意味など

理解が広がるよう願ってやみません。

 少し前の記事ですが、国内外で活躍する藤田早苗先生のインタビュー

記事がありましたので紹介します。


● 夫婦別姓導入へ4度勧告「恥ずべきだ」

            国連委と建設的対話欠く日本 (毎日)

 https://mainichi.jp/articles/20241120/k00/00m/040/142000c



<一部引用>

 (4度目の、選択的夫婦別姓の導入の勧告について)

 国連の各委員会では、前回の審査から何が進歩したのかに注目します。

しかし、日本政府は「国民の間で議論がある」として、従来通りの主張を

変えていません。4回も同様の勧告を受けるのは恥ずかしいことです。

 世界中で夫婦別姓を選べないのは日本だけです。各種の世論調査でも

選択的夫婦別姓に6~7割が賛成し、経済界の一部からも要請が上がって

います。「家族の絆が崩れる」などの主張がありますが、同姓か別姓か

どうかと家族の一体性とは無関係ではないでしょうか。家族をとても大事

にする英国の友人に「日本では夫婦別姓が認められない」と話すと言葉を

失っていました。

 <引用終わり>