入管法改正案が、衆議院を通過しました。
法案は難民申請が3回以上であれば送還を可能としています。
難民条約の「難民を生命・自由が脅威にさらされる危険のある国に
追放してはいけない」という重要なルールに違反する、非人道的な
法案です。参議院で廃案にすべきです。
● 入管法改正案が衆院通過 一部野党は対案提出、対決姿勢打ち出し (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20230509/k00/00m/010/017000c
本国で人種・民族差別、宗教上・政治上の理由で命を狙われて逃げて
くる難民。日本は、難民条約に加入していながらなかなか難民を受け
入れない排外的な行政が続いています。それでも3回目の難民申請で
難民認定を得た人もいます。入管法が法改正されれば、そういう人も
本国へ強制送還されかねません💦
記事では「不法滞在中の外国人が入管施設で長期収容されている問題
の解消を図る入管法改正」と紹介されていますが、長期収容しなければ
いいだけの話で、「命の危険がある本国に追い返す」ことで解消しようと
いうのは、あまりにも人道に反し、国際社会に背を向ける政策です。
まだ廃案にできるチャンスはあります。そんなのひどいよ、そんなの
おかしいでしょ、という思いを、ぜひ自分なりの形で発信してください!
1人ひとりの小さな努力が積み重なれば、大きな力になり、政治を動かす
ことができます!