2022年9月13日火曜日

東京新聞社説 「国葬」実施形式の再考求める


 安倍元首相の「国葬」。批判が高まり続けています。

各地の弁護士会が反対声明で述べるとおり、法的根拠がない違法な公金

支出です。また、国家が弔う、という行為自体が、国民への事実上の

「弔意の押しつけ」となる危険に満ちています。


● <社説>故安倍氏「国葬」 実施形式の再考求める (東京)

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/200992



<一部引用>

 首相は国葬とする理由に、憲政史上最長の在任期間や外国から相次いで

弔意が寄せられていることなどを挙げたが、世界平和統一家庭連合(旧統

一教会)との深い関係が指摘される安倍氏の歴史的評価は定まっていない。

 野党側は、首相が社会的に問題がある旧統一教会との関係を断つと言明

しつつ、安倍氏を国葬とする矛盾を指摘したものの、首相は正面から答え

なかった。

<引用終わり>


 在任期間の長さは「自民党にとっての実績」ではあるものの、別に国家

にとっての実績ではありません。自民党にとって素晴らしい実績だから

国民にとってもめでたいことだったんだ、というのは勝手な話です。

「桜を見る会」に、自分の友達や支援者を招くのと同じで。

 あらゆるアングルから、「おかしい」としかいえません。