2018年11月28日水曜日

いったい、国会はなんのためにあるのか  (入管法案、衆院強行採決)


 自民党・公明党・維新の会は、衆院本会議で入管法案の採決を強行しました。
 審議時間はわずか17時間…。

●入管法案  与党に追加質疑「指示」 大島衆院議長が危機感 (毎日)
https://l.mainichi.jp/V6zPcqk



 2013年に安倍政権が復活して以来、何度も「強行採決」を見てきました。
 与党が議論から逃げ、批判を封じ、審議をものの数時間でやめて「はいはい
多数決で!」と採決する光景に、「一体、国会はなんのためにあるのだろうか」と
呆然とします。

 国会は権力(内閣)に「はいはいはーい」と翼賛するためだけの機関なのでしょうか?
 ならば国会など要りません。
 内閣から出る議案を厳しく審査し、批判し、真に国民の利益になる立法を目指して議論
するのが立法府(国会)の役目。批判されるのも議論もイヤな政党には、政権を担う資格
はありません。民主主義も三権分立も、何一つ理解できていないのです。