安倍首相が、自衛隊幹部への訓示で、「全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を
うできる環境を整えるのは、今を生きる政治家の責任だ。私はその責任をしっかり
果たしていく決意だ」と述べた。とのことです。
●<安倍首相>自衛隊幹部を前に憲法改正に意欲 (毎日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180903-00000023-mai-pol
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180903-00000023-mai-pol
まず、憲法に縛られている立場の首相が改憲への意欲をためらいもなく語る光景は、
一人の主権者としてとても怖く感じます。。。。
「誇りを持って任務を全うできる環境を…」ですか。
自衛隊への風当たりが厳しいことを、首相はすごく、なんというか、自分に都合よく
自衛隊への風当たりが厳しいことを、首相はすごく、なんというか、自分に都合よく
とらえるているなあという印象です。
自衛隊を「防衛に徹する自衛組織」から「同盟国の戦争に参加できる戦力」へと、
国民から頼まれてもないのに突然変貌させたのは首相ご自身です。誇りを持てていない
かどうかそもそも分かりませんが、もし持てていないのであれば、その原因は首相
ご自身だと思うのですが…
自衛隊員の命を軽んじる暴挙に、国民が批判するのは当然で、それを「自衛隊への
いわれのない非難」かのようにとらえるのは間違いです。
憲法尊重擁護義務を意識し、憲法(9条)の範囲内での「国民の命を守る任務」
「安全保障」はどこまで許されるのか丁寧に探る作業は、長い自民党政権下で何十年も
積み重ねられてきました。
その成果をひっくり返した首相に、隊員の命や尊厳を守ろうという意識があるとは
その成果をひっくり返した首相に、隊員の命や尊厳を守ろうという意識があるとは
思えません。