9月13日、京都弁護士会では、鳥越俊太郎さんをお招きして、第44回憲法と人権を考える集いプレ企画「秘密保護法の廃止を求める市民講演会」を開催しました!
約680名の方々で満席状態の会場では、鳥越俊太郎さんの著書が販売されていたのですが、あれ??見覚えのある黄色い派手な本が・・・
そうなのです!超訳本も販売されていました!!!
市民向けに販売することを提案してくれたのは、あすわか会員でない弁護士の方だそうで、嬉しい限りです!
鳥越俊太郎さんは、何が秘密かも分からない秘密保護法の危険性について語り、「上から国民をおさえつける」「コントロールする」現政権の発想が見えると述べました。
また、あすわかでも何度かブログに書きましたが、秘密保護法の危険性は、集団的自衛権を含め政権の政策全体と関連づけて見ていかなければならないともおっしゃっていました。
集団的自衛権に関わることは、防衛に関することとして秘密に指定され、自衛隊の海外派遣を国民がコントロールできなくなるかもしれませんよね・・・
詳細はコチラ↓の記事をご覧下さい
http://www.asuno-jiyuu.com/2014/05/blog-post_20.html
テレビ局は総務大臣の認可事業。
政府に歯向かうジャーナリストを起用すると認可されないかもしれない・・・そうして、政府に物言うジャーナリストは世に出てこられなくなる。
野田聖子さんのように、勇気をもって発言する政治家も、
内閣改造で出てこられなくなる。
鳥越俊太郎さんは最後に、「2016年を忘れない。」と締めました。
そう、選挙で意思を示さなきゃいけませんよね。
民主主義の日本で、国民を物言えぬ存在にする法律がまかりとおっちゃいけない。
ところで、お気づきの方もおられるでしょう。
こんな豪華が、なんと「プレ企画」です。しかも、「プレ企画」には第2段もあるそうです。
「紛争の現場から見た集団的自衛権」(プレ企画第2弾)
2014年10月14日 13時30分~ @京都弁護士会地下ホール講師:谷山博史さん/日本国際ボランティアセンター代表理事
谷山さんは、紛争の現場で長くNGO活動を続けてこられた方で、
現代の戦争の実態をふまえ、集団的自衛権行使容認に伴い市民に忍び寄る危険性をお話いただきます。
「憲法の大原則 立憲主義を考える」(本番!)
2014年11月16日 13時~ @京都産業会館シルクホール講師:宮崎礼壹氏(法政大教授)、小林節氏(慶応大名誉教授)、伊藤真氏(弁護士)
憲法規範に拘束されている時の政府が、憲法解釈という手法を用いて拘束を自ら解いてしまうことを認めると、市民の人権保障が根本から揺らいでしまう。この問題を、パネルディスカッションを行いながら考えます。
あすわか会員も多数運営に携わっています!
どちらの会場でも、また超訳本が置いてもらえるといいなー!