2023年11月10日金曜日

琉球新報社説「武器輸出緩和を協議へ 三原則の骨抜き許されぬ」


 政府と与党が、武器の輸出解禁に向けて議論を進めていますが…

「憲法9条に違反しているのでは?」という疑問に触れないのは、あまり

にもおかしいことです。むしろ、まずそこ、ですよね💧

 ウクライナを見ても、パレスチナを見ても、戦争をすれば街が攻撃され、

赤ちゃんも子どもも女性も、みんな犠牲になります。戦争をしないと

憲法で宣言している国が、戦争の道具を売って稼ぐ国になることが許され

るのかという問いをスルーすることは、許されません。この国に生きる

私たちも問われています。琉球新報の社説をご紹介します。


● <社説>武器輸出緩和を協議へ 三原則の骨抜き許されぬ (琉球新報)

 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-2454594.html


<一部引用>                                  

 防衛装備品の輸出ルールの見直しを巡って、政府与党のワーキング

チーム(WT)が地対空ミサイルなど防御目的の武器の輸出解禁に向け

た議論を進めている。戦闘機を撃墜する装備を輸出し、戦闘に用いられ

れば、憲法が禁じる他国の武力行使との一体化となる可能性が生じる。

 国会議論もなく、両党実務者らの議論も十分とは言えない。協議に

上ってくるのも拙速だ。国民への説明もないまま、なぜこれほど急ぐ

のか。WTで合意し、閣議決定されれば輸出解禁となる可能性があるが、

到底認められない。

<引用終わり>