2018年4月5日木曜日

情報が隠されれば、民主主義を正常に動かすことは不可能です。


 陸上自衛隊のイラク派遣部隊の日報。
 稲田朋美防衛相(当時)が国会で「残っていないと確認した」と答弁した
翌月(2017年3月)には陸自が存在を確認していたことが、2018年
4月4日(!)、明らかになりました。

● <イラク日報>隠蔽を隠すため隠蔽 「文民統制崩れた」(毎日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180404-00000091-mai-pol

 自衛隊が大臣に、政府に、国会に、情報を隠す。しかも1回だけじゃない。
文民統制ができていないことは民主主義国家としての危機です。実力組織の暴走
は「大変遺憾だ」では済まない事態で、政権の統制能力が欠けていることも露呈
しています。
 「自衛隊が悪いことをした」だけの話では終われません。
「正確な情報をしっかり保管して包み隠さず表に出す」ことを極端に嫌い、都合の
悪い情報を国民から(改ざんしてでも)隠したい、という現政権の姿勢がそのまま
反映されていると言わざるを得ません。
 一万歩譲って、政権は無関係ですべて官僚の独断だとすれば、こんなにも官僚に
対する指揮監督能力の著しく欠ける政権は、それこそ無能力極まりなく、国民の
安全のためにも一刻も早く退陣するしかありません。
 自衛隊がいつどこでどんな活動をしているか、その事実を国民や国会が知ること
ができなければ、安全保障政策におかしな点がないか判断できません。
 だから民主主義を正常に回すためにも、国民の知る権利のためにも、記録の保管
と情報公開は必須なのです。
 
 なのに、全てが壊れていってます…