2018年4月13日金曜日

麻生大臣の許したセクハラは暴力であり、人権侵害です。



 財務省の事務次官が、執拗なセクハラを繰り返していたと報道されて
います。
 …が、麻生財務大臣は、結局、処分しないようです。
 
 ● 福田次官のセクハラ報道 財務相「事実ならアウト」(NHK)
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180413/k10011401491000.html


 麻生大臣は国会でも「(事務次官に)十分な反省もあったと思っている」
と述べ、福田次官に対し「緊張感をもって対応するように訓戒を述べた」と
のこと。

 「おっぱい触っていい?」
 「手しばっていい?」
 「どのくらいセックスしてるのか?」
 …記者に対して常態化していたと報じられるこういう振る舞い
(セクハラ行為)について、「本人の反省」で済むなら「反省で済むなら
けいさ(略」ですし、「緊張感を持って対応するように」という訓戒は
意味不明の一言です。


 セクハラという暴力が発覚しても「実績などを踏まえれば、その1点
だけで能力に欠けるという話ではない」という論理で処分を免れるのなら、
どんな人権侵害や暴力を侵しても免れ続けることが可能ですね。

 いかに実績があろうとも暴力や人権侵害は一発退場だ、という倫理が、
麻生大臣にはないようです。