先週の報道ですが、
来年度から5年間の防衛費を43兆円に増額するという政府方針に
ついて、世論調査では「賛成」39%、「反対」48%。
また、防衛費増額の財源として、2027年度には1兆円あまりを
増税で確保するという政府方針については、
「賛成」22%、「反対」71%、とのこと。
● 年間1兆円の“防衛費増税”「反対」71%
「賛成」22%を大きく上回る JNN世論調査 (TBS)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/265796?display=1
これだけ政府が「安全保障環境が厳しい」と繰り返し発信し続け
ていれば、軍拡も仕方ない、と思ってしまう人は少なからずいらっ
しゃいますよね…しかし、具体的に何がどう「厳しい」のか
(ほんとうに「厳しい」のか)、を問うことは忘れてはいけません。
増税反対がこれだけ多いのは、国民の経済的な苦しさが表れています。
これだけ貧困が拡大し、教育も介護もたちゆかないレベルであるにも
かかわらず、とてつもない規模の予算を防衛費増強(軍拡)に投じよ
うとする政府と与党を、支持できますか?1人ひとりが問われています。
「そもそも軍拡という選択は正しいのか?」という議論がまったく
なされていないことも大問題です。
国会で議論もせずに勝手に決めないで欲しい、と、声をあげませんか。