2022年2月25日金曜日

「敵基地攻撃能力」の名称変更!?


 岸田首相が、『敵基地攻撃能力』の名称の変更について言及しました。


● 呼び方変えます「敵基地攻撃能力」

 …首相が検討 実態変わらず論点隠しか 識者は「意味ない」 (東京)

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/161101



● 「敵基地攻撃」名称変更に含み 首相、今後検討が必要 (共同)

https://news.yahoo.co.jp/articles/789ec339c455f2c2e5387b44ce2772544a932d47

 


 「憲法を破る権力を許さない」立憲主義のしばりは、主権者の厳しい

視線あってこそ。

 しかし、権力は都合の悪い事実を「無害っぽい言葉で包んで隠す」こと

がよくあります(例:安保法制→「平和安全法制」)。

 昨日ご紹介した古川法務大臣がブログで一蹴しているとおり、それが

国際法上許されない先制攻撃と何がちがうのか境目が分からない、非常

に危ういものであることは、隠せません。

 「敵基地攻撃能力」がどう言い換えられても、曇らない目が必要です。