2018年8月17日金曜日

立候補してるのに議論を避けて討論を拒否する候補者ってなに…


 自民党総裁選があります。
 
 「いや、私、党員じゃないし」という人はたくさんいると思いますがw、
自民党の総裁は、少なくとも現在は事実上「日本の首相」です。
 投票する権利がなくても、生活や未来には大きく影響します。

 もちろんそれを候補者が分かっていないわけがない。首相になりたくて
総裁を目指しているのですから、投票できる人はもちろん国民全員に、
候補者の信条や優先課題(政策)が分かるように総裁選を進める必要が
あります。

●総裁選 石破氏が安倍首相に公開討論求める (日テレ)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn… … 
 それなのに、安倍首相側は、討論を「優勢の中、直接討論をやっても得がない」
という理由で拒否するのだそうです。
 その姿勢自体が「総裁(首相)として失格」を表しているように思います。

 水面下でもう票が集まって「勝ち」が決まっている以上、議論はムダ。
安倍首相がそう考えて討論を拒否する姿は、政権発足以来一貫していて既視感が
あります。どんなに憲法上問題のある法律であっても、質問から逃げ、はぐらかし、
時間稼ぎして、多数決で決める。民主主義をとことん愚弄する姿勢です。

 安倍首相は先日、自民党が秋の臨時国会で改憲案を提出すると述べました。
「 いつまでも議論だけを続けるわけにいかない」と、あたかも自分が率先して
議論を盛り上げてきたかのようですが、そんな姿を誰か見ましたか?
 石破氏は公然と首相の改憲案に反対しています。
 今こそ表舞台で討論してください。