日本維新の会が唐突にぶち上げた『議員定数削減』。
特に比例定数削減は、小選挙区で勝ちづらい中小政党にとって大打撃で、
予算が潤沢で目立ちやすい巨大政党に有利になり、「多種多様な民意を
国会に反映させる」ことはますます難しくなります。
あすわかの一員でもある猿田佐世弁護士の、報道番組でのコメントが
記事になっているのでご紹介します。
● 猿田佐世氏「身を切る改革って言いますけど、切られるのはあなたであり私」
モーニングショーで議員定数の削減に私見 (サンスポ)
<一部引用>
「『身を切る改革』って言うんですけど、切られるのはあなたです。
テレビを見ていらっしゃるあなたですと思っている。民主主義の基本は、
本当は全員で議論して政策を決めて国を運営していきたいんだけど、
それができない。だから私たちの代表として私たちの声を運んでもらう
ために議員を選んで、その人に代わりに議論をしてもらっている。
私たちの代表だし私たちの声なんです」
「彼らを切るということは、今遠ざかっている政治がもっと遠くなって
いく。いろんな民意を吸い上げて国を作っていくというのが民主主義
なので、その声を届ける人すらいなくなってしまう。繰り返しになり
ますけど、かっこいいこと言えばいいもんじゃない。身を切る改革って
言いますけど、切られるのはあなたであり私である。きょうそれだけ
言いたくて来ました」
<引用終わり>
議員定数削減によって切り捨てられるのは民主主義です。
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#国民主権
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