2026年7月3日金曜日

「数の力」まかせで進める強硬な政治は民主主義とは別物です

 

 国家情報会議設置法はすでに可決され、今は国旗損壊罪、国民

投票法改正案、「副首都」法案、果ては皇室典範改正案まで…

国のあり方を根本的に変質させるほどの大きな法案が、ロクに

議論もせず批判も無視して強硬に作られようとしています。

こういう政治を、マスメディアは「強いリーダーシップ」「異例の

スピード」「豪腕」などと“美化”して書いたりしますが、これは

単なる独裁志向で、暴挙として最大限の批判を受けるべきものです。



● 高市政権、野党不在にかまわず法案の審議入り強行

        「戦時中の翼賛政治を上回る強権だ」非難強まる (東京)

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/498525



 民主主義は、とことん話し合うことに本質があるシステムです。

それは一見地味で、合意形成には時間がかかります。しかしその手間

を「ムダ」「強いリーダーにすべてお任せしたい」と思った瞬間に、

民主主義は、意見の異なる相手を敵と見なす「多数決がすべて」の

暴力的なゲームに成り果てます。

 選挙で勝ったことは「白紙委任」を意味しません。多数の議席を

獲得したからといって批判を無視していいことにはなりません。

驕りたかぶって独裁に近づくのか、謙虚に「全国民の代表」として

民主的な合意形成に努めるのか。前者なら、民主主義国家の舵取り

役として失格です。

 こういう政治を期待して投票したのではない、と、地道に声を

あげませんか?地道に一人ひとりの微力を集めて大きな力を作り

上げて政治を動かす、その過程こそが民主主義の本質です。


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