三菱電機が3月にタイ軍の防空レーダーの入札に参加しました。
●三菱電機 タイ軍の入札に参加 国産防空レーダー (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20180225/k00/00m/020/179000c
https://mainichi.jp/articles/20180225/k00/00m/020/179000c
まだ結果は出ていませんが、とても入札に参加したこと自体、残念なことです。
武器輸出で儲ける企業の誕生=戦争で食いつなぐ社員(国民)の誕生、です。
子会社・孫会社・関連企業まで、多くの人が「戦争がなければ生活していけない」
立場に置かれるということです。一度その生活(経済)が回り始めてしまったら、
取り返しがつきません…。
戦争放棄を宣言し、平和のうちに生きること自体が人権であるとまで確信を持った
憲法の下で、「戦争で儲ける」政策が許されるはずがありません。
軍需産業で食いつなぐ道は、多くの共感を集めた「だれのこどももころさせない」
という言葉をも踏みにじるものです。
ひとたび政府や(三菱電機はじめ)企業が軍需産業に手を出せば、戦争の「恩恵」
を受けて生活せざるを得ない家庭を生み出すことになります。
彼らを、正面切って戦争反対と言いづらい立場に追いやる。
そして国民は分断される。
それは、あまりにも罪深いことです。