教育勅語②

  1948年の衆議院「教育勅語等排除に関する決議」より

「これらの詔勅の根本的理念が主権在君並びに神話的国体観に基いている

事実は、明かに基本的人権を損い、且つ国際信義に対して疑点を残すものとなる。」





 教育勅語を再評価する政治家は、まずこの決議との整合性を説明する義務
があるのでは。

 参考までに1948年、衆議院で「教育勅語等排除に関する決議」がなさ
れた際、森戸文部大臣は見事にぶった斬っています。

「思想的に見まして、教育勅語は明治憲法を思想的背景といたしておるもの
でありますから、その基調において新憲法の精神に合致しがたいものである
ことは明らかであります。」



教育勅語①

 教育勅語は、いざとなれば天皇のために命を差し出す「忠実なる臣民」

とはどんな人間か、を明治天皇が臣民に「教えてくださった」もの。

日本はこれを徹底的に国民に教え込み、文字通り軍国主義まっしぐらの

歴史を歩むことが「できました」。

 自由や民主主義といった思想とは真逆の世界観の文書なのです。


「教育勅語にはいいことも書いてある」などという評価は、教育勅語の本質を
知らないか、知らないふりをしているか、どちらかです。「普遍性のある部分
もある」と述べる議員もいましたが、天皇のために命を差し出す臣民になる
べしという「普遍性のない」本質部分に、抑えがたい執着がどこかあるのでは。


 「孝行」・「友愛」などは、教育勅語を使わなくても教えられますよね…?
わざわざ教育勅語を使う必要がどこに?わざわざ教育勅語、なのは、「教育勅語
でしか教えられないなにか」に抑えがたい執着があるから、としか考えられま
せん。それはまさに「いざとなれば天皇のために命を捧げる“良き臣民”であれ」
という本質。


 現代の公教育において教育勅語に出番があるとすれば、ただ1つ。敗戦まで、
国民がどのような思想に洗脳されていたか、どのような思想をベースに日本が
ファシズムの道をひた走ったか、という負の歴史的証拠としてです。それを
肯定的に用いようとする政治家の人権感覚を疑わざるを得ません。

(続く)



あすわか田中淳哉弁護士ブログ「子どもに人権をどう教えるか」


あすわか田中淳哉弁護士のブログをご紹介します。

「子どもに人権をどう教えるか」

https://j-c-law.com/jinkenkyouiku/



 学校教育では、しばしば「思いやり」や「やさしさ」を啓発する

スタイルの「人権教育」がなされています。しかしこのような教え方

では、「かわいそうな人」を優しく助けてあげることが人権尊重…

という誤解を招きがちです。そもそも人権とは何なのか…という根本

からの理解にもかかわり、人権感覚を身につける上でも決して間違わ

ないでいたいところです。

 ぜひお読みください!

2月21日(水)楾大樹弁護士の憲法カフェ『檻の中のライオン』in 小倉🚢



<昼の部☀>

日時:2024年2月21日(水)13:00~16:00


会場: 和の月(にこのつき) 

 https://nikonotuki.com


参加費1500円+ワンドリンク(500円)


お申込み→ kumikonagasue@gmail.com


詳細は→ https://www.facebook.com/events/688513619862830/



<夜の部🌜>

日時:2024年2月21日(水)18:00~21:00


会場:コワーキングスペース秘密基地

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参加費1,500円+ワンドリンク(500円)


お申込み→ kumikonagasue@gmail.com(永末) 


詳細は→ https://www.facebook.com/events/7372379929488081/

2月19日(月) 楾大樹弁護士の憲法カフェ『檻の中のライオン』in 日田⛰



日時:2024年2月19日(月)

 14:00~17:00


会場:おかげさまcafeにこん

 https://www.instagram.com/cafe._.nicon/


参加費2,000円(ドリンク付き)/学割有り/中学生以下無料


お申し込み→ oita@tsukumin.org 


詳細は→ https://www.facebook.com/events/915170029758334


2月18日(日)楾大樹弁護士の憲法カフェ『檻の中のライオン』in大分🍊



日時:2024年2月18日(日)

 14:00~17:00


会場:ギャラリー&スペース ボスケ

 https://www.facebook.com/gallery.bosque/?locale=ja_JP


参加費2,000円/大学生1,000円/高校生500円

中学生以下無料


お申し込み→ oita@tsukumin.org


詳細は→https://www.facebook.com/events/1794171887675728/

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