当会の神保弁護士が講演をさせていただきましたので、ご報告します♪
新日本婦人の会厚別支部さんの主催で、
「そもそも憲法って?~安倍政権の変えたいものは?~」と題して
75分ほど講演をさせていただきました。
当会で作成した「憲法紙芝居」を実演した上で
明治憲法下での女性の置かれた立場・権利
世界の憲法に見る女性の立場・権利
日本国憲法における女性の立場・権利
について、講演しました。
「このところ、憲法を変える理由として、古くなった、押し付けられたって聞くけど、なんて答えたらいいのでしょう」
というご質問がありました
一緒に考えていきたいですね。
パンフレットも100部近くお買い上げいただきました。
ありがとうございました。
こういった講演を全国各地で行いたいと思っておりますので、
ご要望がありましたら、ご連絡ください!
学者からの応援メッセージ
一橋大学名誉教授の山内敏弘先生より、
当会に応援メッセージをいただきました!
山内先生、ありがとうございます。
+++++++++++++++++++++++++++
日本国憲法は、施行以来最大の危機を迎えています。
もし自民党の改憲草案のような改憲が実現したならば、
国民主権、基本的人権尊重、平和主義という憲法の基本的
価値原理が損なわれてしまいます。
このような時期に若手の弁護士の方々が改憲阻止のために
立ち上がったことは、大変心強いことです。
憲法改悪阻止のために幅広い理論的、実践的活動をそれぞれ
の地域の人たちとも連携しながら進めていかれますことを、
心より期待しています。
一橋大学名誉教授 山内敏弘
当会に応援メッセージをいただきました!
山内先生、ありがとうございます。
+++++++++++++++++++++++++++
日本国憲法は、施行以来最大の危機を迎えています。
もし自民党の改憲草案のような改憲が実現したならば、
国民主権、基本的人権尊重、平和主義という憲法の基本的
価値原理が損なわれてしまいます。
このような時期に若手の弁護士の方々が改憲阻止のために
立ち上がったことは、大変心強いことです。
憲法改悪阻止のために幅広い理論的、実践的活動をそれぞれ
の地域の人たちとも連携しながら進めていかれますことを、
心より期待しています。
一橋大学名誉教授 山内敏弘
アエラの4月8日号(今週号)で改憲特集
アエラの4月8日号(今週号)に改憲問題が載っています!
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=14817
憲法
自民改憲案の先にある「息苦しい日本」
徹底シミュレーション
増えるタブー、家族介護は「義務」/憲法学者8人に聞く「改憲の現実味」
(アエラHPより)
日経のコラムに思うこと
福岡では桜も盛りを超え、いまは八重桜がきれいですが、朝晩はまだまだ冷えますね。
国会では自民党の改憲案についての論戦など行われており、つい頑張れ!と声援を送ってしまいます。
さて、昨日(4月3日)の日本経済新聞朝刊の1面のコラム「春秋」を読んで、ニヤリとさせられました。
引用:日本経済新聞HPより
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO53539790T00C13A4MM8000/
取り扱われているのは自民党の改憲案ではなく、維新の綱領ですが、どちらも同じ臭いが漂ってきます。
自民党にも、維新にも、憲法に対する姿勢には、日本の立憲主義を根底から覆すものである点で同じ危うさがありますが、そのことについてもっと注目をされるべきであることについて、少しだけ日経もそう思い始めたのかな、とちょっとだけ期待しています。
総会の報告③(懇親会)
設立総会で、阪口先生の講義を受けて学習し、
これからの私たちの活動内容についてしっかり
話し合った後は、近くのイタリアン・レストランで
懇親会をしました!
3月末、桜の盛りの時期に、「日本国憲法(現行)
が好き!」「自民党改憲案はやっぱりおかしい~」と
思って、東京に集まった若手弁護士らは、明るい
パワーに溢れています。
北は北海道から、南は沖縄…でなく、大阪までで
したが、各地の若手が集まって、皆さんとっても個性豊か。
ちょっとお酒が入ると、自己紹介の弁舌も滑らかに、
いくらでも脱線させて話す強者もいて、それに突っ込み
を入れる皆さんも、とっても温かい。
憲法に対する想いだけでなく、普段の弁護士活動で
頑張っていることなど、話したいことは尽きないですもんね。
私は、大阪から参加しましたが、うん、この雰囲気を
関西に持って帰りたいなーと、関西でメンバーを広げ、
活動を大きくしていく構想が膨らみました。
それに、南の方にもメンバーを増やせば、また面白い
個性が現れるのではないかと期待して、九州の同期や
ロースクールの同級生に、すぐさま声を掛けなくちゃ!と
思いました.
まだまだ知られていない「明日の自由を守る若手弁護
士の会」、友人・知人を通じて、どんな人がどんな活動を
どんな想いでやっているのか、口コミで広げていくのは、
効果的ですよね。
ぜひ、皆さまも、周囲の方に広げて下さいね。
そして、51期以後の弁護士(登録番号26427以後ら
しいです)がいらっしゃったら、気軽に声を掛けてもらえば。
私は、事務所の兄弁に声を掛けてみました。
思ったとおり、「で、何をやってる会なの?」と聞かれましたが、
それには、できあがったばかりの可愛いリーフ「憲法が変わっ
ちゃったらどうなるの?~自民党案シュミレーション~」を
見せて、もう一押し!
会員になっても、活動できないし…という方も、ちょっと
リーフを持ち歩いて、若手弁護士にあったら、これどう?と
見せていただければ良いのではないかと。
今回は東京での総会で、地方から行くには交通費が…と
いう気持ちはとってもわかりますので、大きな集会に参加
できなくても、日々の生活の中で活動していただければ。
(でも、交通費をかけても、懇親会はとっても楽しいです(笑)。)
そうして日々の生活の中で憲法が生かされることを実感
できると、弁護士の仕事にも魅力を感じられると、私は思っています。
今後も、個性溢れるメンバーで、アイディアいっぱいの
活動を展開していきます!50期以前で残念ながら会員に
なれない弁護士の先輩方、市民の方々、是非とも応援を
よろしくお願い申し上げます。
総会の報告②(活動報告)
特別講演に引き続き、今日までの当会の活動報告をしました。
① 4つ折りパンフレット
② 紙芝居(パワーポイント)
③ インターネット戦略
④ 学者との連携
紙芝居は、川上弁護士がアナウンサーばりの美声で披露し、
阪口先生からもお褒めの言葉をちょうだい致しました☆
インターネット戦略の報告の際、神保弁護士から、ぜひFB
の投稿に「いいね!」を押して欲しい、ツイッターのフォローも
ヨロシク、との呼びかけがありました(重要!)。
学者との連携について、学者間の連携をこちらから手伝い、
応援メッセージをいただき、ゆくゆくは声明を出すところまで
模索していることの報告がありました。まずは自分の恩師に
アプローチするところから、ですね。
この後、今後の活動について意見交換がありました。
○紙芝居は紙媒体とパワポの2種類があるとして、これを売る
のか無料配布するのか…
○紙芝居と絵本のタイトルはどうするか
○大事なことですが、なぜ当会が会費を取らないのか、
についても議論の経過から報告いたしました。
(これば別途、報告しますね)
○黒澤が会員皆さまの事務所のHPと当会HPのリンクを張って
欲しい、と提案したところ、「バナーが必要」との意見をちょうだい
しました!Oh,忘れていました、さっそく作りますのでお待ち下さい。
最後に、ド赤字の会計報告と、規約の承認、役員の承認が
つつがなく行われました。
神保弁護士と川上弁護士が持参してくれた「白い恋人」
(←あっ、面白い恋人だね!と言ったら怒られました!どさんこの
プライドを感じます。)をおやつにしたものの、閉会時には耐え難い
空腹感に襲われた参加者たちは、懇親会へと足を速めたのでした。
総会の報告①(阪口正二郎教授の特別講演)
総会の報告第1弾は、阪口先生の特別講演についてです。
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2012自由民主党「新憲法草案」について考える
ーー96条改正問題を中心に
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講演は、「今回の自民党改憲草案は、国家と国民との関係を
根本的に変えようとしている」という話から始まりました。
国家と国民の関係をどのように変えようとしているのか、
まず前文の改正について見て見るとよく分かる。
現行憲法の前文に明確に書かれているのは、社会契約である。
すなわち、個人が自らの自由を確保するために一定の合意をして
国家を形成した。だから国家は決して所与のものではなく人為的
なものではない。戦争に対する反対意思も述べられており、その
文脈で平和的生存権の記載もある。
そして、これらの事柄は「人類普遍の原理」である。つまり
日本のためにではなく、近代以降の立憲主義を守るためのもので
ある、と。
これに対し、改憲草案の前文はどうだろうか?
社会契約の論理が、どこにも出てこない。日本固有の歴史・
伝統・国土が強調され、対国家的なものであるはずの理屈が出て
こない。そこに出てくるのはむしろ国と郷土を守る国民、規律を
重んじる国民。国家が国民を縛る仕組みを定めようとしている
姿勢が表れている。
阪口先生は自ら最も重要な条文だと考える13条が規定する
「個人の尊重」というキーワードから、立憲主義を掘り下げて
語って下さいました。
「個人」という言葉が消え「人」と改正されようとしている
ことの危険性を忘れてはならない。個性を抜き去った「人」は
個性を持った「個人」と大きく異なる。天賦人権説を採用しない、
と自民党自身が語るように、日本という「国」・日本の歴史や
伝統・文化を嫌う国民は「個人」として認めない、という理屈。
現行憲法下においても、残念ながら日本は個人よりも共同体を
優先させる国であり、周りに同調せよという雰囲気の息苦しい
社会である。こういう社会において「もっと個人であることを
大事にしなさい」と言ってくれる13条は非常に大事。そう簡単
に13条を変えてはいけない。
102条の憲法尊重擁護義務に「国民」が入っていないのは、
近代立憲主義の立場に立って、国民が権力を縛っているから。
またこれは、「闘う民主政」を採用しない、という宣言でもある。
「闘う民主政」は、ドイツがナチスという特殊な背景を持っている
からこそ採用されたのであり、今の日本に、あえて「闘う民主政」
を採用しなければならない背景はない。
96条改正についても、「個人の尊重」をキーワードに語って
くださいました。
あまりにも長くなるので、ここでは書ききれませんが、第3代アメ
リカ合衆国大統領であるジェファーソンが、硬性憲法という発想
へ投げた反論から始まり、「民主主義を可能にするための硬性憲法」
「立憲主義を可能にするための硬性憲法」へと展開しました。
KYという言葉で「個性」をことさら押さえつけようとする
日本社会を憂慮し、当会の若手弁護士達の活動で「個人の尊重」
そして立憲主義がいかに大事なことか理解が広まることに期待
する、という話で、講演は終わりました。
先生のお話は非常に分かりやすく、講談を聞いているかのような
錯覚に襲われました!会場は何度も笑いに包まれ、「先生の大学での
授業もこんな感じなのかなぁ」と学生やロー生をうらやむ声も聞かれ
ました。
先生、ありがとうございました!!
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2012自由民主党「新憲法草案」について考える
ーー96条改正問題を中心に
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講演は、「今回の自民党改憲草案は、国家と国民との関係を
根本的に変えようとしている」という話から始まりました。
国家と国民の関係をどのように変えようとしているのか、
まず前文の改正について見て見るとよく分かる。
現行憲法の前文に明確に書かれているのは、社会契約である。
すなわち、個人が自らの自由を確保するために一定の合意をして
国家を形成した。だから国家は決して所与のものではなく人為的
なものではない。戦争に対する反対意思も述べられており、その
文脈で平和的生存権の記載もある。
そして、これらの事柄は「人類普遍の原理」である。つまり
日本のためにではなく、近代以降の立憲主義を守るためのもので
ある、と。
これに対し、改憲草案の前文はどうだろうか?
社会契約の論理が、どこにも出てこない。日本固有の歴史・
伝統・国土が強調され、対国家的なものであるはずの理屈が出て
こない。そこに出てくるのはむしろ国と郷土を守る国民、規律を
重んじる国民。国家が国民を縛る仕組みを定めようとしている
姿勢が表れている。
阪口先生は自ら最も重要な条文だと考える13条が規定する
「個人の尊重」というキーワードから、立憲主義を掘り下げて
語って下さいました。
「個人」という言葉が消え「人」と改正されようとしている
ことの危険性を忘れてはならない。個性を抜き去った「人」は
個性を持った「個人」と大きく異なる。天賦人権説を採用しない、
と自民党自身が語るように、日本という「国」・日本の歴史や
伝統・文化を嫌う国民は「個人」として認めない、という理屈。
現行憲法下においても、残念ながら日本は個人よりも共同体を
優先させる国であり、周りに同調せよという雰囲気の息苦しい
社会である。こういう社会において「もっと個人であることを
大事にしなさい」と言ってくれる13条は非常に大事。そう簡単
に13条を変えてはいけない。
102条の憲法尊重擁護義務に「国民」が入っていないのは、
近代立憲主義の立場に立って、国民が権力を縛っているから。
またこれは、「闘う民主政」を採用しない、という宣言でもある。
「闘う民主政」は、ドイツがナチスという特殊な背景を持っている
からこそ採用されたのであり、今の日本に、あえて「闘う民主政」
を採用しなければならない背景はない。
96条改正についても、「個人の尊重」をキーワードに語って
くださいました。
あまりにも長くなるので、ここでは書ききれませんが、第3代アメ
リカ合衆国大統領であるジェファーソンが、硬性憲法という発想
へ投げた反論から始まり、「民主主義を可能にするための硬性憲法」
「立憲主義を可能にするための硬性憲法」へと展開しました。
KYという言葉で「個性」をことさら押さえつけようとする
日本社会を憂慮し、当会の若手弁護士達の活動で「個人の尊重」
そして立憲主義がいかに大事なことか理解が広まることに期待
する、という話で、講演は終わりました。
先生のお話は非常に分かりやすく、講談を聞いているかのような
錯覚に襲われました!会場は何度も笑いに包まれ、「先生の大学での
授業もこんな感じなのかなぁ」と学生やロー生をうらやむ声も聞かれ
ました。
先生、ありがとうございました!!