2024年10月3日木曜日

裏金問題 しつこく問い続けなければならない大問題です

 

 石破首相の、自民党の裏金問題についての見解

     ↓

Q.裏金問題の実態解明に向けて再調査するのか?

A.新しい事実が判明したなら、調査が必要だと認識している。

   そういう状況に今、至っているとは認識していない。


 …調査が不十分すぎる未解決事件(犯罪)なのに、説明責任を果たす

気がない点、自民党は何も変わっていません。


● 「裏金議員」は結局、衆院選で公認するの?

  石破茂首相は就任会見でどう答えたか 試される「納得と共感」 (東京)

   https://www.tokyo-np.co.jp/article/357813



 裏金問題は、政治資金規正法違反や脱税などの重い犯罪がからむ

事件です。判明しているだけで80名以上の自民党議員が裏金に

関わっています。そもそも自民党は国民にルールを守らせ、税を納め

させ、犯罪を取り締まる国家権力を担う資格がある政党なのだろうか?

という大前提がグラついているのです。


 まだ裏金問題なんかの批判してるのか、終わった(過去の)こと

じゃないか、と思いますか?

 マイナ保険証、同性婚、安保法制など、個々の政策の行方も重大な

関心事ですが、そもそも巨額の裏金に手を染め、その責任をとろうとも

明らかにしようともしない組織に、公平公正な政治を託せるのか、

という前提問題はまったく「過去のこと」ではありません。


2024年10月2日水曜日

琉球新報社説「党利党略の権力乱用だ」

 

 琉球新報が、社説で予算委員会を開かないまま解散する石破首相を

批判しています。


● <社説>石破氏が衆院解散表明 党利党略の権力乱用だ (琉球新報)

https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-3507998.html



「野党が政策を吟味する場がなければ、国民に判断材料を提供する

ことにはならない。野党側の準備が整わないうちに選挙をしようと

いうだけなら、党利党略そのものだ。」


 与党が選挙に有利なタイミングで解散する「大義なき解散」について、

石破氏は以前から批判的でした。にもかかわらず、自分が首相になったら

同じような誠実なやり方の解散をする…自民党は「刷新された」のでしょう

か???


えっ、もう公約を破る!?~討論せずに衆議院解散

  

 石破内閣が発足しました。早くも10月27日解散総選挙となりそう

です。

 石破氏は総裁選で「国民が判断できる材料を提供することは政府の責任

であり、新総理の責任だ」と述べて早期解散に慎重だったはずです。

こんな日程では予算委員会も開けず、総裁選での公約をあっという間に

覆したことになります。



 衆議院を解散するのであれば、事前に予算委員会で野党と論戦を交わし、

山積する政治課題についての方針を示し、国民に十分な判断材料を提供

した上で信を問うべきです。総裁選でそう述べていたにもかかわらず、

わずか数日で覆す石破氏は極めて不誠実で、民主主義を軽視していると

言わざるを得ません…


 わずか数日で「きちんと議論してから解散する」という公約を破る石破氏。

こんなにも簡単に公約を破られると、では経済政策は?マイナ保険証は?

同性婚は?もはや公約が守られるのか安易に信用できません。

「自民党が刷新された感」に頼る選挙をするつもりなのでしょうか💧?

その「刷新された感」には、警戒が必要なのでは。