少し前の記事ですが、
「敵基地攻撃能力」の保有に前のめりな自民党が、先制攻撃との区別が
つきづらく専守防衛を超える(9条違反な)のでは、という批判を受け、
党の中から「では専守防衛を見直せ」という声が出てきました。
● 敵基地攻撃能力、自民会合で拡大案「ミサイル基地限定ではなく」
安倍元首相の訴え踏まえ…憲法逸脱の懸念 (東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/171088
<一部引用>
調査会幹事長代理の宮沢博行衆院議員は会合後、記者団に「わが国で
(憲法上)禁止されているのは、都市部や人口密集地への攻撃だと多く
の議員は思っている」と語った。
<引用終わり>
この見解、誤りです。。。相手国の軍事拠点だけでなく幅広く攻撃可能に
しようという姿勢は、9条に基づく「自衛のための必要最小限の反撃に限る」
という原則を踏み外しています。
先制攻撃じゃないか、という批判に反論できないからこそ、「専守防衛
を見直せ」という話が出てくるわけで、むしろ敵基地攻撃能力の危うさが
より一層ハッキリしました。
権力は常に檻を壊したがることもまた、普遍的ですね…。
<あすわかTwitter>
https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1518713357074804736?s=20&t=qW2IPKNatBAv6w6gEs6UHQ