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ごあいさつ

みなさん、はじめまして☆
私たちは、自由民主党の「日本国憲法改正草案」の内容とその怖さを、広く知らせることを目的とする、若手弁護士(弁護士登録期が51期以降=登録から15年以内)の有志の会(略称「あすわか」)です。
現在、当会で作成したパンフレットや紙芝居を使って、全国各地(?)で講演(憲法カフェ、ランチで憲法など)を行っています!
また、イベントや集会に参加したり、声明を発表する、書籍を出すなどもしています。
こういった活動は、FacebookTwitterでも発信しています  ご注目ください!
なお、お問い合わせは、peaceloving.lawyer@gmail.comまで!

最近の記事


今後のスケジュール

2025年6月13日金曜日

 【AIと民主主義 京都弁護士会主催の講演会】

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 都議選に参院選…大きな選挙が迫る今、SNSやAIによって民意が“翻弄”

される危険は目下の重大すぎる課題です。この喫緊の課題について、

京都弁護士会主催で講演会が開催されます!オンラインでも視聴でき

ますので、ぜひご参加ください。


京都弁護士会

講演「SNSとAIに選ばれた世界!? 

        ~テクノロジーが変える民主主義のカタチ」



6月14日(土)14:00~16:00


会場:京都弁護士会館 地階大ホール

  Zoom(ウェビナー)https://zoom.us/j/92620005189


講師:山本龍彦教授(慶應義塾大学)


詳細→https://kyotoben.or.jp/event.cfm?eid=10000655


日本学術会議 独立性のない法人へ

 

 日本学術会議を特殊法人化する法案が可決成立しました…。
日本の民主主義がまたもや大きく傷つき、表現の自由・学問の自由も
狭まったと言わざるを得ません。

「異論を排除する政治」をまだ支持しますか?普通の民主主義の国で
生きたければ、今日の怒りや落胆を、自分の一票に込めましょう🔥
もうすぐ参院選です!


あすわかTwitter https://x.com/asuno_jiyuu/status/1932754462281789611


2025年6月11日水曜日

委員会で強行採決


 日本学術会議を特殊法人化する法案が、委員会で強行採決。
5年前、菅首相が学術会議の新会員6名を任命拒否する暴挙に出て、学問の自由
への侵害だと批判されたことへのいわば「逆ギレ」として、容易に人事介入できる
組織に変えるこの法案が出されました。異論を許さない政治は民主主義とはいえ
ません。


 異論を許さず排除する政治は、安倍政権から連綿と続く体質です。
この政治姿勢が続けば、いずれ政府を批判する言論、文芸、アートも標的になり
かねません。本会議で可決されるまで諦めず、反対の声を自分なりの形で発信
しましょう。普通の民主主義の国で生き続けたい、という願いを行動に👍



2025年6月10日火曜日

日本学術会議の危機は、民主主義や自由な言論にとっても危機です⚠

 

 大変な危険をはらむ日本学術会議を特殊法人化する法案が、採決され

かねません(法案の危険性についてはこちら→https://tinyurl.com/3r2pkbtx )。

政府が学術会議の人事に介入できる規定について、政府は「特定のイデオ

ロギーや党派的な主張を繰り返す会員は解任ができる」と答弁しました💧

都合の悪い研究者を排除する「学問の自由/大学の自治」の侵害です。

採決されるかどうかの瀬戸際にあります。

 正直言って日本学術会議なんて自分の生活とは無関係…と感じている方

が多いかもしれません。しかし「専門家の意見に虚心坦懐に耳を傾けず、

なんなら排除する」政治に、民主主義の政治の舵取りは任せられません。

異論を排除する政治は、市民の自由な言論にとって脅威です。

ぜひ、反対と抗議の声をあげませんか。



● 政治的な主張した学者は「クビ」なのか…「学術会議法案」の採決迫る

 学者は社会への危険性を訴え続けて (東京新聞)

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/409775



<一部引用>

 千葉大の栗田禎子教授(歴史学)「学術会議が反対している中、法案が

一方的に提出されたこと自体が大問題だ。解任を巡る坂井氏の答弁は、

思想信条によって差別する方針を公言するもので、民主主義を破壊する

法案だと明らかになった。成立させてはいけない」

京都新聞社説 日本学術会議の特殊法人化法案を廃案に


 日本のナショナルアカデミーである日本学術会議。研究者たちによる

学術団体であり、政府機関でありながら政府から独立した立場として

専門家の見地から政府に提言・意見を出します。

最先端の専門家の知見は、政策を進めていく上で大事ですよね。

気候変動、原発、辺野古の基地移転、PFAS、軍拡…当たり前のことですが、

研究者ではない政治家が政策を決定したり進めていく上で、こうした専門家

からの意見に耳を傾ける姿勢は、なくてはならないものです。

 例えば、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツのナショナルアカデミーを

見てみると、どこも国の予算が投入されつつ、政治的独立性・中立性が確保

されていて、且つ、会員人事については政府は介入できません。これはまさに

学術団体の自律を確保し、権力がそこへ介入してはいけない「大学の自治」

保障されているからです

(学問の自由・大学の自治についてはこちら→ https://tinyurl.com/mr3dvsas )。

 その日本学術会議を、特殊法人にして、人事介入できる仕組みに変える

法案が、学者たちの猛烈な反対にもかかわらず強行に採決されようとして

います。民主主義にとって大変な危険をはらむ法案です。京都新聞は社説で

「学問の自由と独立を脅かしかねない法案は、成立させるべきではない。

廃案を求める。」ときっぱり述べています。ぜひ関心を寄せてください。

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● 社説:学術会議の法人化 懸念ぬぐえない以上、廃案に (京都新聞)

 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1490886

<一部引用>

 米国ではトランプ政権が意に沿わない大学を弾圧する状況が続いている。

政府による学問の自由や独立への介入は、過去の話でも仮定の話でもない。

 参院の審議では野党からの修正案も出ている。会期末が迫る中、拙速な

採決は将来に禍根を残す。政府は法案を撤回し、学術会議と正面から議論

するべきである。

<引用終わり>

2025年5月14日水曜日

どんな法案? 学術会議はどうなる 💧? 解説by山内志織弁護士


 国会で審議中の学術会議法案。
その問題点を、あすわかの山内志織弁護士がわかりやすく
まとめました(連合通信5月8日付)。

ある組織を支配しようと思ったら、まず人事から。
このことがよくあらわれた法案です。

法案は衆議院を通過してしまいましたが、これから参議院の
審理が始まります。止めるチャンスは、まだまだあります!



2025年5月8日木曜日

とても危険 日本学術会議を特殊法人に作り替える法案

 1つ前の投稿で、学問の自由/大学の自治についてのキホンをおさえました。

https://tinyurl.com/mr3dvsas )



 日本学術会議は「大学の自治」(憲法23条)が保障される学術共同体であり、
高度な独立性が保たれるべき機関です。その人事への介入(任命拒否)の理由
…いまだに説明なし💧
日本学術会議を、政府が運営に介入できる特殊法人に作り替える法案は、日本の
民主主義の政治を深く傷つけかねず、危険です。



 法案に反対する署名は、今この瞬間も賛同者が増え続けています。


 東京大学教職員組合の声明もご紹介します。
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 学者さんたちの難解な研究のことなんて、自分には無関係…と、
他人事のように感じている人は、多いかもしれません。
 しかし、「政府に都合の悪い意見をいう機関を排除する」政府が自由闊達な
議論をするはずもなく、これを野放しにしておけば、いつか「政府に都合の
悪い意見をいう市民」を排除する政治へとつながります。「学問の自由」を
踏みにじる政府は、市民の「表現の自由」だって踏みにじるでしょう。
だから他人事ではなく、自分たちの人生・社会・将来を守るために「この法案は
危険すぎませんか」と声をあげてください。