「女性はいくらでも嘘をつきますから」と差別感情溢れる暴言を吐く
杉田水脈議員。
杉田議員を処分せずに守りつづける自民党。
杉田議員と自民党の関係や思惑について、小川たまか氏が分析して
います。ぜひお読みください。
● 杉田水脈氏はなぜ「重用」され続けるのか
弱者に攻撃繰り返し、自民党は黙認 <寄稿・小川たまかさん> (東京) https://www.tokyo-np.co.jp/article/63254
<一部抜粋>
杉田議員はこれまでも「LGBTには生産性がない」「シングル
マザーは自己責任」など、社会的に弱い立場の人を責め立てる言葉
を重ねてきた。問題の多い議員を重用する意図は、このような発言
を喜ぶ層へのアピールとしか思えない。発言の数々から、彼女が
どちらを向いて発言しているのかは明らかではないか。杉田議員は
差別をしたい人たちが喜ぶ発信を行い、自民党はそれを黙認している。
辞職を求めるオンライン署名は13万6000筆以上集まっている
が、野田聖子幹事長代行は受け取りを拒否した。このまま幕引きを
狙っているのだとすればさらに強く抗議する。自民党が説明責任を
果たすことを強く望む。
<抜粋終わり>
女性、障害者、外国人…あらゆる弱者を差別し排除しようとする
杉田議員は、そういう「あらゆる弱者を差別したい人」から支持され、
かなりな部分共感し、その票をアテにしている自民党は、彼女の
「支持者向けアピール」としての差別発言を自由にやらせている、
という関係が成り立っているということのようです。
それだけで自民党という組織に人権意識のかけらもないことが分かり
ますが、この社会を「差別を許さない社会」に近づけるためには、
やはり「そういう差別と親和性のある政党には投票しない」ことが
大事ですね。
差別を容認すると票が離れていく、
差別を許さない候補者が当選する、
そうなるように、私たち一人ひとりが、国会議員一人ひとりの言動と、
それに対する政党の態度を忘れずに、監視し続けることが大事です。