改憲に並々ならない熱意を抱く安倍政権、そしてそれを忠実に引き
継いだ(っぽい)菅政権。
主権者国民としては、一体どの規定がどんな致命的な欠陥を持って
いるのか、具体的に示して説明してほしい。そう求め続けています。
なのに、その“熱意”とは裏腹に、首相(=自民党総裁)も自民党も、
決して具体的な説明はしてくれませんでした。
例えば、自衛隊員の子どもがいじめられている、とか。
例えば、自衛隊員が誇りをもって職務にあたるため、とか。
出てくるのは、フィーリングでしかない、根拠不明なものばかり。
さらに、今年6月に発表された改憲推進マンガ【教えて!もやウィン】
は、その第1回からして、デマというか間違った歴史理解や事実認識を
おしげもなく披露し、市民を愕然とさせたのでした。
(参考→http://younglawyersfreedom.blogspot.com/2020/06/blog-post_22.html )
この「教えて!もやウィン」が、ついに最終回をむかえたようです。
ぜひお読みください。
第10話 さぁ、みんなで考えよう ①「これからの時代」
https://twitter.com/jimin_koho/status/1318770007233368065?s=20
…( ゚Д゚)
「人工知能や5Gに対応するため」に、改憲。。。?
…国民をバカにしてますか?
ぜひ、マンガを読んでみてください。
どれだけの人が、3コマ目から4コマ目にかけて、「滑らかに」読み
進めることができるでしょうか。
これを作成した自民党の方々が、何の疑問もなく滑らかに読めるのだ
としたら、それは、論理ではない今の憲法への憎悪と、「なにがなんで
も改憲したい」という執念しかない、ということです。
そこに、論理はない。
論理なんてないんだよ、というメッセージで、3コマ目と4コマ目は
つながっています。
つまり、3コマ目までは何でも良くて(実際、何でも入りますよね、
少子高齢化、コロナ、元号変わったetc)「時代が変わると憲法も変えた
方がいいらしい」って印象が広まればいい、という狙いなわけです…。
理屈なんてどうでもいいじゃないか、という姿勢は、とても1億人の命
と暮らしを背負う国会議員としてあってはならないものだと思うし、
やはり、国民をバカにしていると感じます。
ましてや、こういう理性や理屈を放り投げた政党に改憲を託すことなど、
とてもじゃないけどできない…と、むしろ思います。
皆さんは、どう感じますか。