辺野古沖で小型船が転覆し、研修旅行中の高校生らが亡くなった
痛ましい事故。学校側の安全管理のずさんさは極めて不適切で、是正
されるべきです。しかし文科省が高校の教育内容(研修旅行の学習内容)
を教育基本法14条2項違反だとして是正を指導したことは筋違いで、
教育への不当な介入です。
教育基本法14条は「特定の政党を支持、または反対するための政治
教育や政治的活動」を禁じていますが、辺野古新基地建設の反対運動を
見学することがここに当てはまることになれば、あらゆる「国の政策に
反対する市民運動」を学校教育で取り上げることが14条2項違反に
なりかねません。
事故のあった高校の研修旅行では普天間飛行場も近くから見学して
同飛行場の危険性(辺野古新基地建設の必要性を訴える政府の主張)に
も触れる機会を設けています。それにもかかわらず同校の平和学習を
「特定の見方・考え方に偏った学習」で教育基本法14条2項違反と
する見解は、誤っています。
行政がすべきは学校の校外活動における安全確保の確認・是正です。
社会科見学先で事故があった時に「社会科見学自体が問題だから廃止
する」という理屈がおかしいのと同様、沖縄での平和教育自体を問題視
するのは筋違いです。教育内容への「不当な支配」は教育基本法16条
で禁じられています。
文科省の「見解」は、教育現場を萎縮させかねず、国の進める政策を批判
する市民の声を授業で取り上げることが難しくなります。
政治的な問題を授業で取り扱わないのが「中立」、ではありませんよね。
権力が踏み越えてはならない「憲法」や奪ってはならない「人権」を学び、
その視点からさまざまな政治や社会問題を考察することは「中立」で
許されるはずです。
<あすわかInstagram>
https://www.instagram.com/p/DZUBblVmraP/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
<あすわかX>
https://x.com/asuno_jiyuu/status/2062856444035375187?s=20





