2021年10月19日火曜日

岸田首相 改憲は「不退転の決意」


 衆議院議員選挙が公示されました。昨日の党首討論にて、首相は

「不退転の決意」で改憲を目指すと語りました。

 「緊急事態条項の新設など4項目は現実的で大変重要な取り組み

だと認識している。憲法改正を実現していくべく努力をしていきたい」


● 党首討論会 岸田首相、改憲に「不退転の決意」 (産経)

 https://www.sankei.com/article/20211018-S4W3KGLCTVNFZO5LKP4XK7J74M/

 


 …背後の安倍氏への忖度、極端な右派へのアピール、という意味は

大いにあると思います。本人がほんとのところどれほどの熱意を持っ

ているのかはともかくとして。しかし、結局はそういう忖度やアピール

を最優先にして、ためらいなく立憲主義も民主主義も壊すと宣言する

ところを重く見るべきでしょう。

 総裁選で語ったことと、発表された選挙公約の乖離を、考えてみて

ください。岸田首相本人に「譲れない信条」みたいなものは、何もない

わけです。だからこそ保守強硬すぎて安倍氏と別に大差ない高市氏を

政調会長に就け、この9年間の自民党政治をそのまま続けようとして

いる。

 「被爆地広島の出身」「リベラルと評される派閥・宏池会に所属」と

いった周辺情報はなんの意味もなく、安倍・菅政治の忠実なる後継者で

ある、という本質が重要です。


 いわゆる改憲4項目が有害だったりムダすぎだったりすることについて

は、下記URLの記事をぜひぜひお読みください!✨


◆「自衛隊の明記」

 https://bit.ly/3BUYqX3


◆「緊急事態条項」の創設

 https://hodanren.doc-net.or.jp/news/unndou-news/210805_kaiken.html


◆教育環境の充実

 http://younglawyersfreedom.blogspot.com/2019/01/blog-post_10.html


◆合区の解消

 http://younglawyersfreedom.blogspot.com/2019/01/blog-post_11.html

 

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