ついこないだまで、選択的夫婦別姓について「議論を進める」と
言っていた岸田氏でしたが、自民党は衆院選公約の原案から選択的
夫婦別姓についての「夫婦の氏に関する具体的な制度のあり方に
ついてさらなる検討を進める」の一文すら、削除しました。
● 自民、公約の夫婦別姓検討を削除 慎重派に配慮か (共同)
https://nordot.app/820627586070626304?c=39550187727945729
<一部抜粋>
高市早苗政調会長は記者会見で「公約が後退したわけでは決して
ない」と強調。旧姓を通称として使用拡大する考えを重ねて示した
上で「国民の間にさまざまな議論がある。納得感を得られるよう
丁寧に議論したい」と語った。
<抜粋終わり>
すでに数十年、議論され尽くして法制審議会は選択的夫婦別姓制導入
の結論を答申しました。今さら、丁寧に議論したいと言われても、
何も聞いてなかったのですかとしか。。。いまだに通称使用の拡大なんて
幻想を語るのも、当事者たちには虚しく響きます。個人認証が厳格化の
一途をたどる時代、通称はビジネスでも海外でも通用しないのが現状で、
むしろ怪しまれます。
導入を妨害するのは、高市氏や安倍氏をはじめとする家制度への郷愁
を隠さない議員たちです。彼らの「別姓の選択肢など絶対に許さない」
執念の暴走を、岸田氏はなにもコントロールできません。
このままでは、従来通りの(人権感覚が欠落した)自民党政治が続きます。
#GOVOTE