自民党が選挙公約に盛り込み、議論を進めようとしている「敵基地
攻撃能力」について、わかこ先生と学ぶシリーズ。
敵基地攻撃能力というのは、
飛んでくるミサイルを迎撃するのとはちがい、敵の基地などのミサ
イル発射拠点・発射装置を攻撃する能力のことです。
それって(許されるはずのない)先制攻撃じゃん、とすぐに思い当
たりますが、「ミサイル発射の準備がなされた段階ですでに攻撃が着手
されているのだから、それを察知してすぐに基地を攻撃することはあく
までも専守防衛の範囲内だ」という理屈でゴリ押しされてしまえば、
保有も正当化されかねません。
③ ミサイル基地をつぶせ!っていっても、ミサイル発射台が何台ある
かも、ミサイル発射台の全部がどこにあるのかも分からない。そんな
機密情報を他国に教えるはずないでしょ。山奥かもしれないし、他国
との境界付近かもしれないし。常に情報を教えてくれるスパイがその
国全土にいないと無理でしょ~。
④「日本への攻撃に着手」なんて、知ることはできないよ。仮に人工
衛星か何かでミサイルへの給油の様子を捉えたとしても、それだけで
日本を狙ってるかどうかは不明だね。オンタイムで発射を見守る技術
も無いし、日本が標的と思い込んで基地を破壊したら、国際法上許さ
れない先制攻撃になる可能性大!💦