● 赤木さん妻「残念」 森友問題の岸田首相答弁―衆院代表質問 (時事)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021101100834&g=pol
森友学園問題で公文書改ざんを命じられて自死に追い込まれた赤木
さん。その赤木さんの妻が、事件の再調査を求めて首相にしたためた
手紙が読まれると、岸田首相は「(民事訴訟で)原告と被告の立場に
あるので、返事等については慎重に対応したい」と答弁しました。
ちなみに、民事訴訟が係属しているからといって、再調査できないと
いうことはまったくありません。民主主義の土台を傷つけるのみならず
人の命まで奪った公文書改ざん。公平公正な行政を取り戻すためには
真相解明が不可欠なのに、その熱意は感じられません。
そしてその答弁ののち、この報道が出ました。
● 財務局、改ざん関連文書を不開示 自殺職員の妻請求に (共同)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6c6f69d23bdbd09f7a7464ee0f36684c5b29f32
公文書改ざんの事件について、調査報告書の関連文書の開示請求が
なされていましたが、それに対して財務局が不開示の決定をした、と。
その不開示の理由は「請求のあった行政文書は作成しておらず、保有
を確認できなかったため」。。。
( ゚Д゚)
関連文書を一切作成せずに調査報告書を一本書き上げた、というわけです。
そんなはずあるか、と誰もが思うでしょう。
そういう、想像の斜め上をいく虚偽でも、平然と言ってしまえる官庁に、
なってしまったということです。
正義も公平公正も、政治の力で自在に捻じ曲げられる行政。
こんな国ではなかったはずです。
8年かけて政治の私物化を進めた自民党の責任は、あまりにも重いもの
があります。
#GOVOTE