岸田新総裁による党内人事が確定しつつあります。
自民党が生まれ変わったことを国民にアピールする、と言っていた
のに、開けてみれば、どこからどう見ても安倍氏と麻生氏の姿が透け
て見える、従前どおりの「安倍氏が表に出ないアベ政治」の人事です。
● 「安倍カラー」脱せぬ岸田総裁 官房長官の人選、急きょ練り直し (朝日)
● 早くも3Aに飲み込まれた岸田文雄新総裁 当選3回福田達夫氏〝厚遇〟に不満の声 (東スポ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/45aad6c4d7f0fdfa595c829de48f30b772d28b8a
高市氏が党の政調会長に起用された、ということは、ジェンダー
平等やLGBTQ差別解消に向けた諸政策は、すべて無し、ということです。
いくら岸田氏が自称リベラルであっても、もともと選択的夫婦別姓
にも同性婚にも「賛否留保」という曖昧な立ち位置でしたから、その
ような熱意の無さでは高市氏や安倍氏などに代表される強硬な右派を
動かすことはできません。その上での、ダメ押しのような「高市氏を
政調会長に起用」です。
岸田氏が性差別やLGBTQ差別に無関心どころか差別を容認させる意思
であることははっきりしました。
賄賂疑惑のある甘利氏や、数々のハラスメント発言や記者への恫喝を
繰り返す麻生氏の起用は、岸田氏や自民党が「甘利氏や麻生氏を起用
しても国民は怒らないし支持率も下がらないし選挙も勝てる」と思って
いることをも意味します。「疑惑が報じられても、ハラスメントを起こ
しても、徹底的に逃げてはぐらかして、国民が飽きて忘れるのを待つ」
作戦で、自民党は勝ち続けています。
もう…、そういうのを終わらせませんか。
#GOVOTE