2021年10月19日火曜日

女性候補者の少なさ 政党別でチェック✓


 男女の候補者数をできる限り均等にするよう政党などに求める

「候補者男女均等法」が施行後初の衆院選です。

 努力義務とはいえ、女性の国会議員を増やす真摯な意思と行動が

どれほどのものか厳しく確認していくべきところです。


● 政党候補のうち女性18%

                   候補者男女均等法施行後初の衆院選公示へ (朝日)

 https://www.asahi.com/articles/ASPBK5W86PBKUTFK00H.html



各党の立候補予定者数と女性比率は下記のとおりです。

自民党と公明党の女性比率の“際立った低さ”には目を見張ります。


自民 330(9.7%)

公明 53(7.5%)


立憲 240(18.3%)

共産 130(36.2%)

れいわ 21(23.8%)

社民 15(60.0%)


維新 94(14.9%)

国民 26(30.8%)

N党 30(33.3%) 


 女性議員があまりにも少ないから、「女性の視点でものを考えられ

ない国会」が、女性の視点がない法律を作ったり予算配分をするわけ

です。

 女性がいなくても男性だけで十分に国会は運営できる、と傲慢な声

がいまだに聞こえてきますが、差別される当事者不在の場で、差別の

加害者側だけで話し合って、差別の問題を解決できるという浅はかな

発想からは、いいかげんもう脱却すべき段階でしょう。

 もちろん、性差別に“優しい”政党が選ぶ女性議員は、往々にして差別

に“優しい”。性差別に“優しい”政党は、女性候補者の少なさを批判され

ることの意味を考える中で、性差別的なものの考えを改めていって

もらいたいものです。

#GOVOTE