新型コロナウイルスの蔓延が“平穏”を壊した結果、表面上隠されて
いた不平等・不公平がむき出しになっています。
「雇用の調整弁」として多くの非正規労働者(多くは女性)が職を
失い・収入を減らされ、母子家庭の多くが3食もままならないほど
困窮している事実は、「コロナが人類に平等に襲いかかっているわけ
ではない」「結局、女性や子どもが見捨てられている」という非情な
事実を教えます。
女性の自殺率が増えているのも、コロナの混乱が男性より女性に重く
のしかかっていることと無関係ではないでしょう。
● 社説[コロナと女性]ジェンダー視点 対策に (沖縄タイムス) https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/657168
「『女性活躍』を看板政策とした安倍政権で女性の就業率は70%まで
上昇したが、その半数以上が不安定な非正規雇用である。目標とした
『女性登用30%』は先送りされ、ジェンダー格差も埋まらなかった。
そのいびつで掛け声倒れの女性活躍政策が、コロナ危機で不平等を
深める結果を招いたといえる。」
まさに、性差別を放置し、温存し続けた政治の結果です。
もっと、誰一人取り残さない・差別を許さない決意の議員を当選
させませんか。
差別を許さない思い、女性や子どもの命が軽んじられる政治を許さ
ない思いを票に託して、差別を許さない議員がたくさん当選すれば、
社会は変えられます。