2021年6月11日金曜日

岡山弁護士会 「重要土地等調査規制法案の廃案を求める会長声明」


 およそ民主主義国家ではありえない治安立法、重要土地調査規制法案。

 各地の弁護士会から、廃案を求める反対声明が続々と出ています。


<岡山弁護士会>

 重要土地等調査規制法案の廃案を求める会長声明

 https://www.okaben.or.jp/news/3205/




 「その制定の必要性が裏付けられていない上に,指定された区域の

土地等の利用者その他の関係者のプライバシーや思想・良心の自由

などの多くの基本的人権を侵害するおそれが極めて大きい。」


 岡山県にも、日本原駐屯地や玉野の艦船工場、岡山地本、玉野や

水島の海上保安本部など「重要施設」になるものは多数あります。

加えて政令に丸投げの「生活関連施設」もあり、まさに「調査規制

の対象となる「注視区域」は無限定に拡大しうる」。

調査する情報の範囲もすべて政令次第で、つまり無制限。。。


 自衛隊の情報保全隊は、違法に市民の行動を監視して個人情報を

収集していました。根拠法ができれば、確実に全市民の行動監視を

実行するでしょう。

 「こわ。。。」と思うし、萎縮するし、多くの人が萎縮して、

政治に対して「おかしい」と声をあげづらい社会ができあがって

しまうのは、容易に想像がつきます。


 岡山県民の方はもちろん、他県の方も、ぜひ声明を読んで、周囲に

広めてください。

 マスメディアにはこの法案の危険性をもっと大きく報じるよう、

メールや電話で求めましょう。投稿しましょう。