繰り返し書いていることですが、
100%考えが一致する候補者がいないから投票しない、という選択
は間違いです。
100%共感できる候補者なんて、めったにいません。
むしろ選挙は「この中で一番マシなのは誰だ?」と選ぶものです。
一番マシな人を選ぶ票が積み重なれば、一番マシな人が当選し、
“よりマシな政治”へと変えられます。
また、残念ですが「苦労人だった政治家=苦労人に優しい政治家」
という公式はなりたちません。
苦労人が冷徹な独裁者になった例は歴史上、ザラです。
「地元のイベントによく顔を出してくれる」
「うちの地区ではいつも〇〇さんって決まってる」
「子どもが同じサッカー教室なんだよね」
情は大事にしたいけれども、それを一票に結びつけて自分の暮らし
や人生を左右させるのは、間違っています。
そろそろ、こうした理由ではなくて、その政治家がどんな政治を
目指すのか、どの法案に賛成・反対してきたのか、最低限の人権や
民主主義への見識があるかどうか、で選びませんか。